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女子大でCinematic Orchestraを見た

 大阪&東京公演共に完売となったUK発のベテランクラブJAZZ(と言っていいのか)ユニット、 The Cinematic Orchestraの来日ツアー。

ニューアルバムを聴き込んで予習していきました。Roots Manuvaをフィーチャーしたシングル曲もいい感じでしたが、そういえば彼らってNinja Tune所属なんですよね。

最近ではPeggy GooやLitte Dragonなどがヒットを飛ばし、時代に合わせて変化をし続ける良質なクラブミュージックの老舗レーベルです。

さて、会場は昭和女子大学の人見記念構造。女子大なんか入ったことないので無駄にドキドキしました。

通常のライブハウスではなく着席スタイルのコンサート・ホールを選ぶあたり、音響への拘りが感じられます。

ライブの内容はと言うと、第一部でピアノ・ソロの調べだけの静寂な演奏が終わると一旦休憩。そして第二部でバンドメンバーが集合したバンドセットを披露してくれました。

人力ドラムンベースとも言える複雑かつ正確なドラミングを軸に、キーボードやサックスなどが絡みつく安定の演奏。

普段周りにこのバンドを好きな人が居ないだけに、これだけの大人数のファンが集まって喜びを共有できる空間に感激しました。

世の中モノ消費からコト消費へ移っていると言われてますが、SNSで流れてくる情報を見ていると、ついついやった気・見た気になってしまうのも事実。

こうして実際に、リアルに体験する価値こそがUXの本質なんだなーと実感しました。もはや音楽は聴くものでなく体験するものなんですね。

次はカマシワシントンの来日に行きたいなと思っております。


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