【脱ノマド】中期戦略目標「Multi Habitation」について【脱東京】
ロックにこんにちは!今回は海外ノマドでも、世界一周でもない新しいライフスタイル「Multi Habitation」について説明したいと思います。
Multi Habitationとは
Multi Habitationとは、「多数の拠点を持ちそれぞれの拠点で仕事をしながら暮らすこと」です。
Multi Habitationを通して、異文化に対する理解を深めつつ生活費を抑えられるというメリットがあります。
なんとなく既に海外ノマドや世界一周と違うことがわかっていただけた方は幸いですが、まだわからないという人のためにも詳しく解説します。
「世界一周」「ノマド」「旅行」との違い
まず、似ている概念に以下の3つがあります。
世界一周:ひとつずつ国を巡る
ノマド:拠点なく放浪する
旅行:観光地で遊ぶ
それぞれこのような特徴がありますが、Multi Habitationは「多数の拠点を持ちそれぞれの拠点で仕事をしながら暮らすこと」なので違います。
世界一周するように、各国を巡るというものではなく、ノマドのように拠点を持たず放浪するというものではありません。もちろん、普通の旅行のように観光地に行って非日常を楽しむというものでもありません。
あくまでもよく行く拠点を作って拠点同士を行き来する中で、普通に仕事をしながら暮らすというライフスタイルです。
ルーツはディーンフジオカ氏
実は、Multi Habitationの概念は、2017年ごろにディーンフジオカさんが提唱した「GMT+7~+9の時間軸を旅するライフスタイル」がベースになっています。
当時ボクは中国語を学んでおり、ディーンフジオカさんも中華圏でブレイクしたルーツを持っているので生き方の参考になると考えていました。
そんな時にシンガポール航空のインタビューでこの時間軸を行き来するライフスタイルをご紹介されており、「これだ!!」と思ったわけです。
ディーンフジオカさんは香港でモデルデビュー、台湾のドラマで人気になりジャカルタの自宅で楽曲制作を行い最近では日本のテレビでも活躍しています。まさに国境を超えて中華圏で活躍している日本人です。
将来この生き方をしようと思い、将来は海外で働くことを経験するのもアリだなと考えて準備として大学院で国際関係論を学んで修士を取りました。そしていざ海外にとなったタイミングでコロナ禍になってしまいました。
治安・生活費の安さ・入国と滞在のしやすさを重視
コロナ禍で改めて自分にあった地域や国を再考した結果、新しいアフターコロナ用のリストが完成しました。
再考にあたって、治安・生活費の安さ・入国と滞在のしやすさの観点から判断しました。具体的には、以下の5つのポイントです。
治安が良好
生活費が安い
英語や中国語が通じる国優先
成長性や文化を学べば面白い国
ノービザで30日から1年間滞在できる
まず、治安がよいのは最低限クリアしたいところです。殺人や強盗に遭うのはたまったもんじゃないです。それでなおかつ生活費が安い国というのが最低条件です。
この辺りで安全と引き換えにシンガポールや香港が選択肢が外れますね。東京より出費はかさみます。
そして、英語や中国語が通じる国というのは、自分が学んできたことを活かせるからです。さらにブラッシュアップできたらいいなという想いで英中が通じる国を選びました。
それから成長性があって文化を学ぶと面白そうな国は大事だと思いました。ぶっちゃけ中国語圏の文化が面白いのでそれでもいいのですが、他にも足を伸ばしてみようということで東南アジアや東欧方面も書いています。
最後にノービザでも滞在しやすい国を選んでいます。現地で就労するわけではなくあくまでも観光扱いなので、ノービザで長く滞在できる方が大切です。
全てをクリアしたMulti Habitationの国リスト
そこでできた国のリストがこちらです。
日本:福岡と東京(治安良好、安心安全)
台湾:台中(アングラな人が多いが生活費が安い)
マレーシア:ペナン、KL(英語圏で広東語も通じる、治安がそこそこ)
タイ:チェンマイ(ノマドの定番、物価が安い)
インドネシア:バリ(ヒンドゥー教の街、世界中から観光客が来る)
バルト3国:エストニア、リトアニア(IT大国、物価が安く、治安がまだいい方)
コーカサス地方:ジョージア、アルメニア(6ヶ月から1年滞在可能、治安が良好)
箇条書きをすればこういった感じになります。それぞれの国についての情報を並べるととても長くなるのでこれくらいに留めておきます。
ちなみに、タイとインドネシアは1ヶ月くらいしかノービザで滞在できませんが、他の国は3ヶ月以上滞在可能です。これらの国を数ヶ月ごとに巡っていきたいと考えています。必要な経費は航空券です。
あとは全て生活費が安くなる計算ですし、日本にずっと帰ってこないわけではないので日本でしかできない諸々のことをする予定です。
まとめの挨拶
それでは、このMulti Habitationを実現するためにコロナ後から活動していくという中期戦略で行きたいと思います!
検討してばかりではいけませんからね(皮肉)
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