マーケティングでのSNSの使い方
②効果
NSマーケティングで期待できる効果があります!
SNSマーケティングおこなうことによる効果はさまざまありますが、主に「認知度向上」「ブランディング」「ロイヤリティ向上」の3点に強みがあるといわれています。
認知度向上
SNSが認知度向上に向いている要因としては2点挙げられます。
1点目は、SNSのシェア機能です。
シェア機能は、企業アカウントの投稿をフォロワーにシェアしてもらうことによって、そのフォロワーも投稿を見てもらい、商品やサービスを認知させることができます。この仕組を活用して「フォロー&リツイートキャンペーン」をおこなう企業も多いです。
また、Twitterで拡散させるには、シェアだけでなくフォローしている人の「いいね」が「○○さんがいいねしました」というテキストとともにタイムライン上に流れる仕様があります。
そのため、単純にシェアしてもらうだけでなく、共感や興味を持ってもらうことで「いいね」を押してもらい、そのフォロワーに周知するということが可能になっています。
2点目は、検索におけるSNSの使用です。
従来の情報源は、詳しい人に聞くか検索エンジンを活用するかが主要な手法でした。しかし、現在はSNSを活用して情報を調べるユーザーが増えています。
例えば飲食店探しであれば、Instagramで「#恵比寿グルメ」と検索するだけで約8.2万件(2020年3月時点)の検索結果が出てきて、人気投稿の中からビジュアルで気になる店舗を探すことができます。
そのため、Instagramで人気投稿にランクインすることも一つのマーケティングとして重要なポイントです。
他にも、ブランディングやユーザーとのコミュニケーションをすることも重要です。
ブランディング
SNSマーケティングは、認知のみでなく、企業やサービスのイメージや世界観を伝えることができます。
ブランディングをおこなうことで、商品の世界観に対するファンが生まれ、ファン自身の購買行動ももちろんですが、そのファンによるシェアを見込むことができます。
SNSにてブランディングをおこなうには、投稿の一貫性があることや、投稿するジャンルを絞ること、キャラを一定に保つことなどさまざまな手法があります。
ユーザーとコミュニケーションがとれる
SNSはユーザーと企業間で、双方向のコミュニケーションが取りやすいプラットフォームです。ユーザーの意見を参考にしながら商品・サービスの開発を進めることで、ユーザーの満足度を高めることができます。
例えば、ユーザーが商品やサービスについて行うコメントから本音を把握し、商品開発をはじめとしたマーケティングに活用できます。もちろん、中には手厳しい意見も見られますが、商品改善に役立つ情報として真摯に捉えることが大切です。
SNSマーケティングの5つの具体的手法
SNSマーケティングの手法を大別すると、以下の5つに分かれます。
1:公式アカウント運用(SNS運用)
2:SNSキャンペーン展開
3:SNS広告配信
4:インフルエンサーマーケティング
5:ソーシャルリスニング
この5つの事をふまえて運用していけばたくさんの有益を生むことも可能です!
各SNS媒体によって差別化も重要です!
公式アカウント運用(SNS運用)でも年齢層があるのでそのあたりも考慮して運営していくことがじゅうですね。
◆Twtter … 20代をボリュームゾーンとし、比較的若い年齢層が多い。等身大のコミュニケーションやユーモアが好まれやすい。
◆Facebook … 30代~40代がボリュームゾーン。実名登録制のSNSであり、ビジネスやレジャー、生活、学習、趣味、時事など、実社会に即したテーマが好まれやすい。
◆Instagram … 10代~20代をボリュームゾーンとし、Twitterよりさらにやや若年層が多い。写真や動画などの視覚に訴えるコンテンツの重要性が高く、高品質なクリエイティブが求められる。
こうした各SNS媒体の特徴を詳細に把握し、適切なマーケティング・プランを策定することが重要となります。
まとめ:SNSマーケティングは高度な専門性が必要
日々大きく変動するSNS社会を、常にキャッチアップし続ける努力も必要となります。。。
SNSマーケティングは、「SNS」と「マーケティング」、2つの異なる専門性を求められる領域ですので、SNS上での企業活動にはSNS文化への深い理解とネットリテラシーが欠かせません。
しかし、ただSNS上で活動できるだけでは、マーケティングにはなりません。リサーチ、分析、プランニング、そして実施と、あらゆる面においてマーケティングの専門性も必要となります。
「SNS」と「マーケティング」、この2つの専門性を兼ね備えたチームを編成できるかどうかが、あらゆるSNSマーケティングにおいて、もっとも重要なポイントとなるでしょう。