2022年、年女になる(公開してませんでした。2023年1月だいぶ張り切ってるな私と思いながら載せてみます)
2022年に60歳になる。
尊敬する養老猛先生がおっしゃるには
「人は自分では年をとったことが分からない。
わかるのは周りだけだ。」
だそうだ。
深く深くうなずいている。
自分は毎日自分だから変わっていくのが
よくわからない。
白髪もしわもシミも増えてるけど一晩で増えるわけでもない。
鏡の中では精一杯顔を作ってるからまあまあいけてる気になる。
気を抜いた顔は自分で見ることはないから知らない
頭の中は28歳で止まっていて、まったく成長していない。
いつかなるかと思っていた大人にはならなかった。
世の中の多くの人はこんな気持ちを抱えて、年をとっていくのだと
改めて実感している。
83歳の母親が老後の心配をするわけだ。
そして今年60歳になる
年齢はとうに記号だと思っているが節目は大事だ。
ここまで無事に生きてきたことをどこかの神様に感謝しつつ
これから先をどう生きようかと考えてみるよい機会だ。
働ける間は働いて、興味のあることはなんでも頭を突っ込んで
若い人にいろいろ教えてもらって、旅行にいって
家族を大切にして・・・・
人生には期限があることを実感できることは、先延ばし癖のある
私にとってはよいことなのかもしれない。
私は今の自分が結構気に言っている。
隣の芝生は隣の芝生だとだいぶ思えるようになった。
青くてきれいだなとは思ってしまうけどずいぶん
自分の好きなことや好きな人を最優先にしてそれ以外は
どうでもよいと思えるようになった。
お肉が柔らかくなった体の手触りもなかなか好きだ。
まあいいかと傷つかずに思えることも増えた。
おばさんらしいずうずうしさも身についてきた。
良い感じなのだ。
先のことは全くわからない世の中だから
今の自分の気持ちに正直にゆっくり生きていこう
大好きな人たちと美味しい珈琲を飲む時間が
たくさん持てますようにと
どこかの神様にお祈りしておこうか。
結局は周りの人感謝することに尽きるのかも知れない。
こんな私ですがこれまでありがとう
これからもよろしくお願いします。
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