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「配慮」も立派なリーダーシップの1要素

こんにちは、blue代表の吉永です。
今回はほんの少しだけ「リーダーシップ理論」について語りたいと思います。
世の中にはほんと数多くのリーダーシップ理論が存在しますよね。
リッカートのシステム4や連結ピンモデル、三隅二不二氏のPM理論、ブレイク&ムートンのマネジリアルグリッド、LPC尺度やSL理論などなど。
現職リーダーの方やリーダーを志している方が、リーダーシップ理論を参照しようとした際、どの理論を参照にすべきか悩むことも多々あるかと思います。
そんな中、シャートルのリーダーシップ理論は非常にシンプルでとっつきやすいものになっています。シャートルのリーダーシップ理論は大きく二つの項目に分かれています↓

A: 部下への配慮
B: 構成づくり

Bは主に目標達成のための環境整備や仕事の割り当てなどが含まれておりますが、これはリーダーだけでなく上長と相談のもと決めることが多いでしょう。逆にAはリーダー単体でもすぐできることで、配慮とはすなわち、気配りや人間関係をよくするための心遣いです。
「それがリーダーシップになるの?」の疑問もでてきそうですが、それも立派なリーダーが果たすべき項目になります。
ゴールが明確で短期間完了の仕事であれば、配慮なしのトップダウンが効き目ありますが、ゴールが明確でなかったり長期間で挑むものであれば、トップダウンでなくチームの協力体制が強固である必要がありますし、その方が効き目があります。そしてそのような状況下では、リーダーの配慮がチームの協力体制に大きな影響を及ぼしてきます。

配慮といっても難しく考える必要はありませんし、出社勤務でなくリモート勤務状況下でもできる配慮はたくさんあります。
例えば部下にDMする際、

「やっといてー」でなく「お願いしますね!」にしたり、
「まだー?」ではなく「間に合いそう?大丈夫?」にしてDMしたり。

部下といえども同じ人間です。目上やクライアントには丁寧な言葉を使っておいて、部下にはそうではない言葉を使うのは不自然です。
配慮とは特別なことをすることでなく、1人の人間として当たり前に接することではないのでしょうか。

ちょっと最後は話の筋がずれてしまいましたが、今回は以上となります。
リーダーシップ理論を参照しようとしている人の一助になれば幸いです!