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線路と鉄骨が交差する
久方ぶりに髪を切って、ついでに少しだけ自転車に乗った。
慣れない道を走るのが好きだが、何度でも通りたい道もある。その中でも特にお気に入りの「絵になる」ルートがある。近隣住民には慣れきった生活の一部なのだろうが、そこが毎日の行動半径に含まれない私にとってはドラマチックな風景だ。
生活道路を撮影するのは中々どうして勇気が要る。撮影スポットとして有名な道ならともかく地元の人にとって「なんの変哲も無いもの」を撮影しているのだから、奇人変人、不審者とまでいかなくても怪訝なものを見る目でチラリと向けられる。何より撮影のために生活道路を塞ぐことがあってはならない。焦りつつ、感嘆し、素早く魅力的な風景を。
今日は埋め立て地まで行かず大分手前で左折。銀杏が有名な神社を詣でて、フードコートでフライドポテトをつまみつつ日記を書く。自転車であちこち。脳内のマップはかなり埋まってきたが、まだ曖昧な地帯は多い。これからももっと走ろう。
錆びた橋、手作りの橋。こういう「何でこうなったか分からないが面白いもの」は減っていくのだろうな。
今日の英語:Steel frame