2cmのこだわりと衛生

 紆余曲折の最終選択。それでも他にないかと余所見する。
 私は歯ブラシの消費が早い。他人と比べた訳ではないが、企業の広報をみるといずれも「歯ブラシは1ヶ月で交換」することを推奨している。わざわざそう推奨するということは、世間の平均は1ヶ月よりずっと長いと思われる。
 そして私はというと、約3週間。1ヶ月は持たない。相性が悪いと1週間も持たないこともある。それだけ歯の磨き方がねちっこいのだろう。
 愛用しているのは太陽星の噛ムで、毛先はフラット。あれこれと歯ブラシノマドをして今も目新しいものがあるとつい手に取ってしまうが、毛先がフラットであることは外せない。それとヘッド部がコンパクトであること。毛先が細過ぎるとすぐに曲がってしまうため、硬さも毛質も「ふつう」が一番良い。
 愛用は愛用として常にストックしているが、あれこれ手にする間に分かったのは、安物は長持ちしない。当然といえば当然なのだが、通常価格が120円以下のものは毛がつぶれるのが早い。かといって高いものが使いやすいかといえばそうでもない。パッケージやキャッチコピーがオシャレなだけで使い勝手はそうでもないことがしばしば。結局200~300円の歯ブラシが最もコストパフォーマンスが高い。
 使って比べて元通り。それでも散歩のように回り道している。


今日の英語:Toothbrush

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