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はやくおはいり ふくのかみ

おにはそと ふくはうち
ぱらっぱらっぱらっぱらっ まめのおと
おには こっそりにげていく

おにはそと ふくはうち
ぱらっぱらっぱらっぱらっ まめのおと
はやくおはいり ふくのかみ

―まめまき

園で習った童謡を振付きで披露する息子から知った「まめまき(唄)」。

節分と言えば

おにーのぱんつはいいぱんつー つよいぞー!!

と「おにのパンツ」がすぐさま頭に浮かぶ。寧ろこれしか知らなかったな、と今になって思う。「まめまき」は昭和初期に発表された日本の唱歌で豆撒きの歌としては最もポピュラーでもあるそうな。

今年は3日が立春のため、2日の今日が節分だそうだ。ぼんやりと3日じゃないことに驚いていたのだが、節分という行事は立春の前日にあるという前提からくるものらしい。実は節分は年に4回、立春・立夏・立秋・立冬の前日にあり、旧暦によれば立春は1年の始まりであることから立春が最も重要視され、今日まで残っている。これもまた、初耳だった。

室町時代、豆には霊的な力が宿ると信じられていた。そこでその豆を煎り、鬼の目(魔目)に当てることで魔を滅する(魔滅)という語呂合わせから鬼に豆を投げるという形になったのだという。


明日は園で節分に纏わる楽しい会が催される。

鬼は外、福は内

子どもたちの元気な声が邪を祓い、この先の一年もまた、楽しい日々をもたらしますように。

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