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CHABOのKing Biscuit Time DJ 南青山MANDALA 2023.12.14.

この時期の開催からして、テーマはクリスマスしかないだろう。

南青山MANDALAの階段にはツリー

チャボが選んだ13のクリスマス・ソングは、誰もが頭に浮かべることのできるそれだけではないからこそ、その場にいた各々が自分だけの聖夜を思い浮かべ、更にチャボが過ごしてきたであろうクリスマスが、やはり聴く人だけの異なる音と色で加わることで、この日この夜この時間だけの景色を生んでいて感動的だった。日本のクリスマスだから、世間一般的なムードの雰囲気に転がってもおかしくないテーマだが、バラエティに富んだ曲がチャボ自身の個人的エピソードや感想で色がつくことで、1本の線になって届けられるから、変にとっ散らかることなく聴くことができた。


前回に続き、最後は生歌。仲井戸クリスマス・ソングで僕がいちばんのお気に入りである「SOUL X'mas」を歌ってくれた。既に70年代のRCでも披露されている古い曲、かつ、97年に麗蘭のシングルで発表した曲なのに、ライヴで披露される機会は少ない。たとえばクリスマスの時期にチャボのライヴがあると歌われるのは「Merry X'mas Baby」が多いので、もどかしい思いをいつもしていたから嬉しかった。” 毎日がクリスマスだった ” のリフレイン。個人的には97年の磔磔で聴いたシーンを思い出して沁みた。

” 来年、世界中があったかいクリスマスを迎えてほしいよね ” とのコメントからの「Happy Xmas (War Is Over)」が終演BGMだった。登場時のBGMはチェット・アトキンスではあったけれど、本編をオーティス・レディングで始め、ジョン・レノンでエンディングというのは、" 100% 仲井戸麗市 " な夜だった。

PLAY LIST

  1. White Christmas / Otis Redding

  2. Jingle Bell Rock / Bobby Helms

  3. Please Come Home for Christmas / Charles Brown

  4. River / Joni Mitchell

  5. Jingle Bells / James Taylor

  6. Winter Wonderland / Louis Armstrong

  7. Rockin' Around The Christmas Tree / Brenda Lee

  8. Driving Home for Christmas / Chris Rea

  9. Christmas Card from a Hooker in Minneapolis / Tom Waits

  10. Run Rudolph Run / Keith Richards

  11. 7 O'Clock News/Silent Night / Simon & Garfunkel

  12. Here Comes Santa Claus / Bob Dylan

  13. Amen / The California Jubilee Singers


終演BGMは「Happy Xmas (War Is Over)」

この日のステージ スティーリー・ダンとブルース・スプリングスティーンに目が行く
今年のMANDALAへの出演は15回 2023年の出演者中で最多のようだ


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