サンゴ礁を守るオイルの話

アロマトリートメントする時に使うオイルは、自分でキャリアオイルに好みや目的に合わせた精油をブレンドして作る方も多いと思いますが、私はトリートメント用に作られた既製品を使っています。
ソーシャルアロマセラピストの養成や活動サポートをしているNPO法人海空太陽のオリジナル商品、タッチオイルの《relax》と《refresh》です。
このオイルには石垣島産の原料がたくさん使われていますが、注目は月桃(ゲットウ)というハーブ。
葉っぱは美味しくヘルシーなハーブティー、精油は香りのリラックス効果、スキンケアでは保湿や抗酸化作用など、知れば知るほど手放せないスーパーハーブです。
その月桃が石垣島のサンゴ礁を守るというお話。(前置き、長っっっ!)

石垣島は美しいサンゴ礁に囲まれた島ですが、道は舗装などもされていないため、雨が降るとサトウキビ畑の赤土がそのまま海に流れ込み、サンゴ礁にダメージを与えるという問題が深刻化していました。
月桃はショウガ科の植物で、根を深く張るので、サトウキビ畑の周囲に月桃を植えると、赤土の流出を防いでくれます。

私は石垣島にはまだ行ったことがないのですが、石垣島産月桃の配合されたこのオイルを使うだけで、石垣島のサンゴ礁保全に協力できるんです。
①サトウキビの収量が減っても月桃がアロマ原料として売れるので生産者さんは笑顔。
②地域産物を活用した高品質オイルを製造販売できるのでNPOも笑顔。
③機能性を研究評価されたトリートメントオイルで手軽にアロマトリートメントできるのでアロマセラピストも笑顔。
ソーシャルアロマならではの考えが生きています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?