発達障がいとアロマセラピー

そもそもアロマセラピーなんてものは優雅なセレブがお金と時間を惜しみなく使って体験する贅沢だと思っていた。
重度自閉症の息子を持つ母として、お金や時間はもちろん、それらを自分のために使おうという気持ちの余裕なんかあるわけない。
だから、のちに師匠となるアロマスクールの先生と知り合っても、まったく興味は湧かなかった。

でも、ある時、ふと思いつく。
程度は違っても、発達障がいは生まれつきの脳機能の障がいなんだから、「脳機能」に着目すれば、軽度も重度も関係なく、共通のアプローチができるのでは?
ちょうどその頃、オキシトシンという脳内ホルモンが自閉症を改善するという記事をみつけ、興味を持った。

オキシトシンはバラの香りを嗅ぐことや優しく触れ合うことで増えるらしい。
「それって、つまりアロマやん!」
アロマは息子に何かよい効果があるかもしれない!
そこから私のアロマの学びがスタートした。


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