嫌いと苦手の違い

嫌いと苦手の違い

嫌いと苦手は違う。

どっちも自分が得意じゃないことに対して使う言葉だけど、心理的にとんでもなくかけ離れたもの。

嫌いは、対象そのものを受け付けない状態。

苦手は、努力はしているんだけど思うように成果があがらない、自分にあっていないと感じている状態。

こうやって言葉にしてみると、はっきりと違いがわかる。

嫌いなものはやることさえできないけど、苦手なものはやり続けることができる。

なにが違うんだろう?


嫌いなものには何も得るものがない


嫌いなものは誰もが1つは持っているんじゃないだろうか。

だからすぐわかると思うけど、嫌いと思うことに対しては何らメリットを感じない。

だから全くやりたいと思わない。

別の感情が入って嫌悪感を示すこともあるだろうが、そもそもメリットがない、関わっても何の得もないと決めつけてしまったことが嫌いなものとして考えられる。

明らかに誰がやってもメリットのないことがわかる絶対評価、自分以外の誰かはメリットを感じる相対評価に別れるが、どっちにしても「ダメなものはダメ」という思考の遮断が起きる。


苦手なものは、克服すれば大きなメリットがあるもの


苦手だと感じるものは嫌いとは違い、やり続けることで何らかのメリットがあると感じていること。

メリットを享受したいんだけど、そのこと自体が合わない、実行する方法が難しいなどの困難があるもの。

感じるメリットが大きければ大きいほどやり続ける。たとえ苦痛であっても。

だから嫌いとは絶対に言わない。

いつかは克服して自分の得意なものに変えるつもりでいる。


苦手でもやり続ける強い気持ちを持ち続けよう


苦手だと感じているものがあったら、それはあなたがメリットを感じていること。それもかなり大きなメリットを。

だから、心が折れそうになっても、苦手意識に押しつぶされそうになっても続けよう。

その苦手を克服した時には、とても大きなものがプレゼントとして手に入る。

①乗り越えた自信
②メリットそのもの

乗り越えた先に待っている価値がわかっているからこそ、苦しくても頑張ることができる。

嫌いなものはどうしようもないと思う。でも、苦手なものは続けるべき。

それがあなたが望んでいることだから。

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