世代間のギャップを感じない理由
「世代間のギャップ」ってよく聞きます。
ご存知のとおり、世代ごとで価値観や思考が違うことによる埋めがたい溝のことです。
これって、一体どうやってできるんだろう?
生まれた時代、環境、教育など多くの理由が挙げられます。
でも、いちばんの理由はお互いの世代が、
「あの世代にはわからないんだよ。」
という先入観・決めつけがあり、お互いが理解しようとしない環境ができあがっている。
上の世代、僕たちよりもっと上の団塊の世代から脈々と受け継がれている考え方が今でも根付いている。
もはや呪いです。
でも、ぼくは今の20代または30代前半の世代にまったくギャップを感じません。
考えていること、やっていることがすごく共感できる。
40代の僕が、ですよ。
世間で言う世代間のギャップに当てはめると、僕のこの考えはありえないはず。
なぜ僕が世代間のギャップというものを感じないのか。その理由を考察したい。
時代の流れを感じ取る
若い頃は流行に敏感です。
時代の流れに乗って最先端を行きたいという思いは大なり小なりあると思います。
流行という言葉はファッションを代表とする見た目だけに使われるだけじゃなく、その時代で流行る遊びなどにも使われます。
インターネットという全ての産業の壁、世代の壁を壊してしまうテクノロジーが社会のインフラとして根ざした現在、インターネットやSNSの台頭、iPhoneをはじめとするスマホの普及により、人はいつでも気軽に情報を手に入れることができるようになった。
僕ら世代だと、インターネットは情報を手に入れるための手段、SNSは連絡や近況報告をするだけのツールという認識が強く、「発信」するものだという認識はとても薄い。
今の若い世代は違う。
情報を発信することによって「信用」を貯めることによって生活できることを知っている。
「お金」に取って代わって「信用」が必要になってきていることを肌感覚でわかっている。
AIが多くの僕ら世代が当たり前と思っている仕事に取って代わると騒がれていることも当然知っている。
僕はこの流れは変わらないと思っている。
むしろこの流れを知っていないと、これからの時代を生き残るのは難しいとさえ思っている。
だから、若い世代が今までは選択の余地がなかった会社への就職が決して安泰なものでなく、むしろ「自分」という個人をブランディングしていくことがこれからの稼ぎ方だと感じるのは当然だと思う。
だからこそ、時代の波に乗ることが必要だと感じた。
フリーランスとなった今、彼らと同じ時代を生きていくためにも僕も発信をするべきだと強く思った。
ギャップを感じないのは同じ時代を生きているから
老若男女問わず、この時代の波は平等に訪れる。
今まででは考えられないインパクトだ。
ついていけなければ淘汰される。それぐらいの変革だと思っている。
若い世代と同じ時代を生きているので、産業構造、ビジネスの形態が変わるなら、それに合わせてスタイルを変えることが大事。
変化できなければ生き残れない。これは時代が証明している。
それより何よりこの時代を生きるのが楽しい。
彼らと同じ目線で生きていける、同じ時代を生きていけることが楽しい。
そして「発信」することの楽しさを知ってしまった。
もう戻れない。
今を一所懸命生きよう。