いちご白書をもう一度
例によってユーチューブ漂流していて見つけました。
本家・バンバン による「いちご白書をもう一度」のライブ映像です。
ご本人の演奏・・・のはずなのに、なんでしょうか、この違和感は。
いささか重箱の隅ではありますが、レコード音源だとアコギは4分のダウンストロークを刻んでいるのに、ばんばひろふみご本人は8分刻み。
レコード音源でギターソロを弾いているのは吉野藤丸ですが、当然ながらライブでは正式メンバーの今井ひろしが弾いています。みなさんご想像のとおり、ギタリストとしてのスキルにかなりの差を感じてしまいます。
さらに名前はわかりませんが、ベースラインに工夫がないというか、ルートと5度が多いな~、と思っていたら、いやいやなかなかどうして、曲が進むにしたがって音数は少ないのに実に曲調にあった手堅いフレーズを弾いているように聴こえます。
そして何より、やはり名前はわかりませんが、画面上手側、サイドギターが実に「いい仕事」をしているではあーりませんか。
歪みギターのコード弾きがメインなのに、硬軟使い分けて、実にダイナミクスのあるバッキングを繰り広げています。恐らく歌メロの合間に登場するオブリガートもこのサイドギターの方の仕事でしょう。
オイラ的にはとても参考にした「フォークソングのバッキングとしてのロックギター奏法の好例」であると強く感じた次第。
残念ながらドラムに関しては、恐らくアウトロのギターソロで一気に激しくなると思われますが、2番終わりで動画も切れてしまっていますねえ。
というワケで、レコード音源とはずいぶん違う印象を抱きましたが、そこかしこに面白い発見のあるライブ動画でありました、とさ。
ちゃんちゃん。
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▼IMFORMATION
● 月イチ定例やまぼうしライブ
※2020年4月から当分の間、中止とします
会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし
住所 静岡市葵区辰起町8-17 電話054ー271ー1602
料金 500円 (ワンドリンク付き)
▼参考リンク
BLUES和也のSoundCloud
GarageMihoのYouTubeチャンネル旧ブログ「だからPA屋なんですってば」のアーカイヴ
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