見出し画像

1974年リリース、太田裕美のデビュー曲。「雨だれ」

作詞:松本隆 作曲:筒美京平 編曲:萩田光雄
この後、芸能界を席巻する「松本+筒美+萩田」の超強力トリオによる渾身の一曲。(もしかするとこのトリオによる第一弾の楽曲かもしれません。)

太田裕美の初期作品といえば、「フォークソングっぽい歌謡曲」という定評がありましたが、Wikipediaの解説を見ると、デビュー当初からその路線を狙っていたことが書かれています。

この「雨だれ」は、デビュー曲にしては珍しくハチロク(8分の6拍子)を採用していることがイチバンのミソで、主旋律はAメロとサビは歌謡曲チックなのに対し、Bメロがフォークっぽいというか、ポピュラーソングのテイストを彷彿させる造りになっているとオイラは感じます。
また、全体的に、恐らく故意に「ベタな歌謡曲」ふうのブラスアレンジを施しているところも計算ずくと思われます。

大ヒットまでには至らなかったものの、十分にインパクトを与えたデビュー曲だったのではないでしょーか。
オイラ的には、いま聴き返しても名曲だと確信しますね。


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
▼参考リンク
BLUES和也のSoundCloud
GarageMihoのYouTubeチャンネル旧ブログ「だからPA屋なんですってば」のアーカイヴ
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?