DAWでの音楽制作意欲を低下させるもの
オイラは1981年頃からMTRを使った一人多重録音を始めました。
その後、1986年頃からMIDI機器を併用した宅録体制に移行し、
1993年にパソコン+シーケンスソフト(Opcode Vision)を導入。
2002年に Steinberg Cubase SX がリリースされると早々に導入。
併せてパソコン、オーディオインターフェースも新調し、DAWシステムを核としたマイルームスタジオの環境を整えた次第です。
ただ、楽器を買っただけでは演奏できないのと同じように、DAWだって機材を揃えただけで音楽制作ができるワケではありません。
導入して1年くらいはけっこう楽しみながら音楽制作していましたが、その後、次のようなトラブル・障害に見舞われ、著しく制作意欲が下がってしまったモノです。
1 オーディオインターフェースの不具合
2000年代において、パソコンとオーディオインターフェースとの接続はFirewireが主流(プロ御用達)、USB1.0が民生用、といった棲み分けだったと記憶しています。
オイラは前者仕様の製品を使用していましたが、数年後、テキサスインスツルメンツ社以外のチップが使われたFirewire端子搭載のパソコンではインターフェースが誤作動を起こす事態となり、泥沼に陥ってしまいました。
数年後にUSB2.0を使ったオーディオインターフェースがリリースされ、ようやく制作環境が復旧しました。
2 パソコンの老朽化
デジタル製品の宿命で、どんなに高性能な新製品のパソコンを導入しても、5~10年後には時代遅れになります。
ただ速度が遅くなるだけならまだしも、せっかくつくった作品が、前兆もなくクラッシュしてしまうとヒジョーに落ち込みます。
オイラは経験則から、なるべく5年周期で買い替えるようにしています。
3 ディスプレイ
約4年前に録音部屋のパソコンをデスクトップ型から高性能なノート型に買い替えました。4K解像度の13インチ仕様ということで、CPUパワーも解像度も問題ないと思っていましたが・・・やはり13インチは小さい。
オイラの場合、マスターKB(KORG KRONOS)のサイズが大きいため、どんなにディスプレイを目の位置に近づけても、見にくい症状は改善されず。
オマケに解像度を上げれば上げるほど文字は限りなく小さくなり、とてもじゃありませんが、このマシンで音楽制作を行う意欲が沸かず、ほぼ放置状態となっていました。
今回、デスクトップ型(実際はミニPCですが)に戻し、とりあえず以前使っていた27インチディスプレイをセットしたところ、ようやく「見やすい画面」を取り戻すことができました。
できれば早いうちに30インチ超のウルトラワイド型4Kディスプレイにブラッシュアップしたいですねえ。
とまあ、つらつらと「言い訳」を書いてみましたが、これらのことは、なかなか導入前には把握することが困難で、実際に導入してから気付くことが多々あり、気付いた後は、早々に環境を改善する気もダウンしてしまい、しばらく放置状態になることが珍しくありません。
まあ、新しもの(デジタル機器)好きなオヤヂの愚痴話と聞き流してやってつかあさい。
なんてな。
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※2020年4月から当分の間、中止とします
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住所 静岡市葵区辰起町8-17 電話054ー271ー1602
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▼参考リンク
BLUES和也のSoundCloud
GarageMihoのYouTubeチャンネル旧ブログ「だからPA屋なんですってば」のアーカイヴ
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