追憶 / 沢田研二
1974年リリース。沢田研二 のソロ10枚目のシングル曲。「追憶」。
作詞:安井かずみ 作曲:加瀬邦彦 編曲:東海林修
作詞・作曲・編曲・歌唱・演奏・録音・ミックス、すべてがパーフェクトな超名曲だと思います。
その中でもオイラ的ツボは、なんといってもドラム!
昨日の note記事 で紹介いたしました、オイラが好きなナンバーワンドラマーである 田中清司 氏のロック魂が炸裂するドラミングが素晴らしいったらありゃしない。
ローチューンなスネア、16分刻みから32分刻みに切り替わるフィルインの妙、要所の裏拍に入るオープンハイハットの絶妙さ、等々。
この「追憶」という曲は、曲そのものはミディアムバラードだと思うんですが、田中清司が叩くことによって、ディスコ風味なロックに味付けされている、というのがオイラ的見解。
また、キックのタイミングが実にツボを押さえていて、グルーヴの要になっていると感じます。
恐らくレコーディングエンジニアは、はっぴいえんど の「風街ろまん」の細野作品を手掛けた 吉野金次 氏が務められていると思いますが、74年当時としては、ドラムの音をかなり前面に押し出した、洋楽チックなミックスではないでしょーか。
2024年の今日に聴き返しても、まったく色褪せることのない名演、名曲です。素晴らしいっ!
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▼参考リンク
BLUES和也のSoundCloud
GarageMihoのYouTubeチャンネル旧ブログ「だからPA屋なんですってば」のアーカイヴ
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