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21世紀に蘇るROCKMANサウンド

1か月ほど前からギターエフェクター界隈で話題になっていた新製品に関する動画が一気にユーチューブで拡散されています。
その新製品とは「MXR ROCKMAN X100」

アメリカン・プログレ・ハードを代表するバンド、「ボストン」のリーダーでありギタリストの トム・ショルツ が70年代に立ち上げたギターエフェクターのブランド「ROCKMAN」を冠したコンパクトエフェクターがMXRからリリースされたとのこと。

このボストンのデビュー曲「宇宙の彼方へ」で聴かれるギターサウンドには、トム・ショルツ 自身が製作・改造したエフェクターを使用しているとのこと。
その自作エフェクターを市販用に製造したもののひとつが「X100」


1984年に発売された「ヘッドフォンで聴くエフェクター内蔵ギターアンプ」。基本的にプリセットサウンドの微調整しかできず、ゼロからの音作りには対応していません。
当時の日本での売価は7万円台後半で、決して大ヒットしたワケではありませんが、後に販売されるプチヒット商品「SUSTAINOR」の水先案内人の役割は果たしたと思われます。
今回、リリースされたのは、この「X100」をコンパクトエフェクター化したもので、現地価格は229.99ドル。

ハッキリ言ってオイラは、単体の歪み系エフェクターにも、単体コンパクトエフェクターにも興味がありません。ひたすらマルチエフェクターばかり使用している派なんですが、さすがに、あのボストンの、ROCKMANブランドの復活となれば興味が沸きます。

とはいえ、これ一台であのボストンのサウンドが再現できる・・・ワケがありません。あくまでボストンのサウンドの「一部」が再現できるだけであって、恐らく今後発売されるであろう「SUSTAINOR」の復刻版の仕上がり具合が本命となるのではないでしょーか?

いやー、それにしても、かなりの歪み具合なのにマイルドで、一聴するとドンシャリっぽいのに程よく中域がブーストされていて、とても存在感のあるサウンドだと思います。
まー、購入することはないと思いますが、楽器店でぜひ一度は試奏させて欲しいモンですねえ。


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▼参考リンク
BLUES和也のSoundCloud
GarageMihoのYouTubeチャンネル旧ブログ「だからPA屋なんですってば」のアーカイヴ
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