ギターコード「A」の押さえ方
昨日の記事の動画に解説されていたように、ギターのコードの押さえ方には次の5つを「基本形」と見なす考え方(=CAGEDシステム/ケイジド・システム)があります。
1 ローコードの「C」
2 ローコードの「A」
3 ローコードの「G」
4 ローコードの「E」
5 ローコードの「D」
吉田拓郎からギターを始めたオイラが、その後、ローリング・ストーンズをはじめとするロック系のギターを弾くようになり、これらコードの押さえ方にも変化が生じました。
その顕著な例が「A」の押さえ方です。
すなわち、フォークソングを弾いていた頃は、
1弦:開放、2弦:薬指、3弦:中指、4弦:人差し指、5・6弦:開放
でしたが、ロックを弾くようになってからは、
1弦:ミュート、2~4弦:人差し指でバレー、5:開放、6弦:ミュート
という押さえ方を多用するようになりました。
この押さえ方を行うことにより、次の音を付加することが可能となります。
1弦3フレットを小指で抑える・・・7thの音を付加
1弦2フレットを小指で抑える・・・6th(13th)の音を付加
2弦3フレットを中指で抑える・・・sus4の音を付加
4弦4フレットを小指で抑える・・・6thの音を付加
特に「2弦3フレ」、「4弦4フレ」を付加する手法は、キース・リチャーズをはじめとするロックギターの定番中の定番リフですので、ご自分のギター奏法に取り入れていない方には、つよ~くオススメいたします。
いずれにせよ、前述の5つのトライアド(ルート+3度+5度)コードについて、どの弦の何フレットを押さえれば「6th」、「7th」、「sus4」の音を付加することができるのか、を把握しておくことはとても有用ですので、こちらもつよ~くオススメする次第でございます。
なんてな。
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▼IMFORMATION
● 月イチ定例やまぼうしライブ
※2020年4月から当分の間、中止とします
会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし
住所 静岡市葵区辰起町8-17 電話054ー271ー1602
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▼参考リンク
BLUES和也のSoundCloud
GarageMihoのYouTubeチャンネル旧ブログ「だからPA屋なんですってば」のアーカイヴ