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1976年に日本でシングルカットされた、ジョニー・ウェイクリン という耳慣れない方のスマッシュヒット曲。「イン・ザイール」

実はこの曲、当時、大人気だったTBS系モーニングショー「おはよう700(セブン・オー・オー)」という番組の「キャラバン2」というコーナーの挿入歌。
本曲の前には、オリビア・ニュートン・ジョン「カントリー・ロード」ダニエル・ブーン「ビューティフル・サンデー」が同コーナーの挿入歌として超大ヒットを記録していたため、3匹目のドジョウを狙った選曲であることは明白ですが、残念ながら前2曲のような大成功を収めることはできませんでした。
とはいえ、オイラ的にはヒジョーに好きな曲でありました。

歌詞の内容は、1974年にザイール(現在のコンゴ共和国)で開催された王者 ジョージ・フォアマン と挑戦者 モハメド・アリ のボクシング世界選手権、通称「キンシャサの奇跡」と呼ばれる伝説の一戦のことを歌ったもの。
ちなみに、我らが アントニオ猪木 アリ と雌雄を決するのはこの2年後、ぬわんと本日ご紹介の「イン・ザイール」が日本リリースされた1976年でありましたとさ。

ところで、本曲の主役である ジョン・ウェイクリン というお方、検索してもどーゆープロフィールなのかよくわかりません。
失礼ながら、見るからに「一発屋」の匂いがプンプン漂っていますので、まあ、恐らくそーゆー方なのでしょう。

肝心の楽曲についてですが、Aメロは「Am」、サビに「G」が登場するだけ、というたった2つのコードで構成されております。
にもかかわらず、これほどのキャッチーな印象をリスナーに与えるとは、お見事ですっ。これぞ作曲センスというヤツでしょう。

アマチュアミュージシャンの中には、見るからに(聴くからに?)「私、複雑なコード進行を使ってます」的なオリジナル曲を披露する方もいますが、オイラ的には、いかに単純なコード進行、少ないコードの数で、リスナーの記憶に残る楽曲をクリエイトできるか、の方にこだわった方が確実に「勉強になる」と主張させていただきます。

なんてな。

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▼IMFORMATION
● 月イチ定例やまぼうしライブ
  ※2020年4月から当分の間、中止とします
会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし   
住所 静岡市葵区辰起町8-17 電話054ー271ー1602
料金 500円 (ワンドリンク付き)
▼参考リンク
BLUES和也のSoundCloud
GarageMihoのYouTubeチャンネル旧ブログ「だからPA屋なんですってば」のアーカイヴ
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