見出し画像

オイラがDAWを始めた2002年頃からすでに高性能オーディオインターフェースのブランドとして有名だったのがドイツのRMEです。
オイラは
・Hammerfall DSP Multiface
・Hammerfall DSP Digiface
・Fireface UFX
と3台の製品を使ってきましたが、その安定ぶりは他社の安価なオーディオインターフェースとはちょっちラベルが違うと実感いたします。

なので、2022年の現在であってもRME製品は人気機種である一方、その安定の性能、堅牢な筐体、妥協のない品質ゆえの高価格設定により、なかなか手が出せない方が多いのではないでしょーか。

しかし、RME製品を使うに際しては、実は「もう一つのハードル」があります。
それがこれ。

RME製品をコントロールするのに避けては通れないソフトウェアミキサー「TotalMix FX」でございます。
恐らく上記画像を見て、イッパツでどーゆーカラクリになっているのか、理解できる人は一人もいないでしょう。
ある程度、アナログ・レコーディング・ミキサーを使ったことのある方であれば、下記動画をご覧になればご理解いただけると思います。

まあ、実際に現物を使ってあれこれ試してみないと完全に把握するのは難しいと思います。
・・・が、ルーティングのルールを理解してしまえば、これほどロジカルで自由度の高いルーティングが組めるミキサーはありません。
ただ、フェーダーのサイズ(特に長さ)が短すぎて操作しづらいのがたまにきず。
オイラはソフトウェアミキサーにアレルギーがない方だと自負していますが、この小ささ(短さ)にはさすがに困惑します。

なお、このミキサーはあくまでオーディオインターフェース本体をコントロールするためのモノであり、実際にDAWを使うときは、そのDAWを操作するためのソフトウェアミキサーも立ち上げることとなります。
恐らくDAW初心者が最初に困惑するポイントのひとつでしょう。

逆を言えば、この両者の特性、使い分けを理解できれば、DAWのルーティング(信号の流れ)の9割は理解できたと同然だ・・・と言ったら言い過ぎか?(たぶん言い過ぎだと思う)

なんてな。


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
▼IMFORMATION
● 月イチ定例やまぼうしライブ
  ※2020年4月から当分の間、中止とします
会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし   
住所 静岡市葵区辰起町8-17 電話054ー271ー1602
料金 500円 (ワンドリンク付き)
▼参考リンク
BLUES和也のSoundCloud
GarageMihoのYouTubeチャンネル旧ブログ「だからPA屋なんですってば」のアーカイヴ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?