見出し画像

1978年リリース。ボストン の2ndアルバム「ドント・ルック・バック」タイトルナンバー。「ドント・ルック・バック」

果たして、世に「ドント・ルック・バック」というタイトルの楽曲がどれほど存在するか定かではありませんが、オイラ世代(昭和30年代生まれ)の洋楽好きな人間にとっては、やはり本曲こそが最高の「ドント・ルック・バック」ではないでしょーか。

サビと間奏で登場する印象的なリフ。一聴すると、どちらも同じメロディに聴こえるかもしれませんが、実はかなり違っています。
そしてこの間奏がまた実に素晴らしいんですなー。
アドリブなどない、単にリフを弾いているだけの間奏なんですが、ハモリの入れ方とか、アクセントの付け方とか、実に心憎い小技が駆使されていて、実に勉強になります。

ボストンがデビューした頃、渋谷陽一「産業ロック」という蔑称を編み出し、自身がDJを務めるFM番組でボストンをはじめとするアメリカン・プログレ・ハード系のバンドを非難していましたが・・・今となっては、かなり頓珍漢なロジックだったと述懐します。
つーか、当時の洋楽好きな日本人の多くが愛聴していたFM番組で、DJが自分の音楽嗜好をリスナーに強要するような行為を行うとは・・・現代だったら大問題になっていたかもしれませぬ。
そんな渋谷陽一の非難があったにも関わらず、日本・アメリカで大ヒットを記録したボストンはやはり歴史に名を遺す名バンドであると確信します。


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
▼参考リンク
BLUES和也のSoundCloud
GarageMihoのYouTubeチャンネル旧ブログ「だからPA屋なんですってば」のアーカイヴ
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

いいなと思ったら応援しよう!