闖入者(ちんにゅうしゃ)
先日、野外ライブのPA現場で実際に起こった出来事です。
JR静岡駅付近の路上でアコギ弾き語りライブがあり、オイラがPA担当させていただいていました。
路上ライブとはいえ、ちゃんと許可を得て開催しているイベントで、約80名のお客さんが足を止めてライブを聴いてくれました。
最後の曲を演奏しているとき、突然、50歳くらいと思しき男性がオイラのところにやってきて、「雑音!」と呟きながら、やおらミキサーのマスターフェーダーをすっと下げて、そのまま踵を返して去ってゆきました。
あまりに突然のことだったので、オイラはまったく反応できませんでしたが、すぐさまフェーダーを元通りに戻したものの、約2秒間くらいは「無音」となってしまいました。
はっと我に返ったときには、すでにその男性の姿はありませんでした。
もしかすると、このエリアの関係者か何かが音量がデカいのに苛立ってやって来たのか?とか想像しましたが、だったら、そそくさと立ち去るワケもないので、オイラ的には単なる「通りすがりのクレーマー」だったと判定した次第。
いやー、野外ライブのPA現場で、お客さんから「音がデカい!」と文句を言われたことは何度もありましたが、いきなりフェーダーを下げられたのは初めてでした。
うーぬ、またこのような事態に遭遇した場合、オイラはどう対処すればいいのだろう?
たとえ許可を得ているとはいえ、興味のない人にとっては、どんなに素晴らしい音楽であろうと騒音に過ぎないので、無下に「何しやがる!」と対抗するのもいかがなものか、という思いがあります。
どなたか、いいアイディア、妙案などありましたら、ぜひご教授くださいませ。
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▼参考リンク
BLUES和也のSoundCloud
GarageMihoのYouTubeチャンネル
旧ブログ「だからPA屋なんですってば」のアーカイヴ
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