【No129ナラティブアプローチの振り返り。自身用】
ナラティブアプローチでは、無知な姿勢を取ることが大切とのこと。それは、専門職は、利用者と出会うのは初めてであり、利用者の方が自身のことを理解しているからだ。なので教えてもらうという姿勢が大切だ。
あとは、時に正しいことが正しくないこともある。例えば、発達障害のある児童に落ち着きがないと言う問題行動がある場合に、支援者がアドバイスとして、医療的な支援を頼るのはどうか?と言うことは正しい。しかし、それにより家族は傷つく場合もある。
だからこそ、まずは、解決を目指すのではなく、無知な姿勢でその方の話を詳しく丁寧に聴くことが大切である。その中で、例外なことを見つけることが大切である。例えば、体育の時間は、主体的に活動しているなど。例外は希望になる。
そしてそれを周りの方々と共有して支援を考える。そうすることで結果的には解決に向かうのである。
このような考え方は社会構成主義である。物事は社会が構成していると言う考え方である。