53歳、昨日会社辞めました(その5)
50歳を超えて、例えばヘッドハンティングとか、さらなる高みに将来に希望が持てる転職であればハッピーでしょうが、例えばボクなんて次どうするかも決めてなかったので、無謀といえば無謀ですし、計画性の無さを言われれば、ぐうの音も出ないのが現実です。
それでも「辞めてよかった」と心から思いますね。
今、何がいちばん良いかといえば、ほぼストレスフリーに毎日を過ごしてるってことです。
以前の職場でいえば、休みの日でろうと夜中であろうと、いつも頭のどこかに仕事があり、それはいつ鳴るとも分からない携帯電話に気を遣い、いつも上司や部下を気にかけ、日次やら月次やら決算やら、絶えず数字が頭をグルグル回っている感じでした。
若い時は、それも「デキるビジネスマン」みたいに勘違いしてたところもあり、そんな状況にいる自分に惚れていたような部分もありました(今思えば大きな勘違い、若気の至りです)。
今現在、フリーランスとして独立しながら、前職時代にお付き合いのあった取引先に声をかけてもらって業務契約をもらってやっていますが、先にも書きましたが、ストレスフリーの根本は、
・基本、やりたくない仕事はやらない。
・付き合いたくない人とは絶対に付き合わない。たとえ仕事で自分に利益がもたれされる可能性がある場合でも、嫌な人とは距離を置く。
・他人に干渉しすぎない。また、人からどう思われているか、それを意にしない鈍感力で生きる。
「そんなことやってたら社会から見放されるんじゃないの?」
そんな声も聞こえてきそうですが、実践してみるとですね、意外に難しくない。また、意外に人は離れていかないし仕事もなくならない。
これってアレですかね?引き寄せの法則?みたいな感じで、自分が求めるもの、好きなものを追求していると、不思議とそういう仲間や仕事がついてきてくれるようで、今のところ不自由は感じない。というかストレスを感じずに生きるってことがどれだけ素晴らしいことか!
50歳を過ぎたら、そこは意識したほうがこれからの人生、ハッピーに暮らせそうですね。皆さんもぜひ実践してみて下さい。