目を凝らせば、もっと面白いことが見えてくるかもしれない。
同じライターでも、私のように「書くことが好きでライターになった」という人ばかりではないということには、結構前から気づいていた。
私が書かせてもらっている日本酒の業界誌など特にそうで、私以外のライター3名は「ライター」というよりも「日本酒の専門家」としての要素が強い。「日本酒が好きで」というところからスタートし、日本酒に関わる手段の一つとして「書くこと」がある、という感じだ。だから、日本酒イベントの監修や日本酒講座の講師、飲食店や酒蔵のお手伝いなど、「書くこと」以外にも日本酒関