「書いてよい真実」を見極めるということ
もう20年以上前のことだが、某カメラチェーン店の社内報制作に約10年携わっていた。その会社が創業50周年を迎えるということで、社内報の中で「社史」のようなものを連載することになった。
単に年表のような「出来事」を綴っていくだけでは面白くないので、社歴の長い人から順番に、その人が入社した当時のことを聞き、それを文章におこすことで「社史」を辿っていく、という企画だった。
第1号社員の方のことは、以前noteに書いたことがある。
この第1号社員の方からは「50年間、自分の仕事を