DXにあるBasic Trainingの日本語訳テキストが公開されました
Blue Prism公式noteアカウントをご覧いただき、誠にありがとうございます。プロフェショナルサービスのAkiです。
タイトルにも書いてあるように、DXにあるBasic Trainingの日本語訳テキストが公開されたので、ご案内いたします。
Basic Trainingとは?
Blue Prismの基本とベストプラクティスを学べる10ラボのセットです。
RPAを初めて使用する全ての技術レベルを持つユーザー向けに作成されました。
10ラボの内容は下記の通りになります:
Lab 01 ‐ Application Modeller
フィールドやボタンなどの対象アプリケーションの要素を識別したり、識別された要素を操作するオブジェクトのアクションを作成したりすることをご紹介します
Lab 02 ‐ Object Best Practices
オブジェクトの設計とベストプラクティスをご紹介します
Lab 03 ‐ Processes
プロセスの概念及び作成方法をご紹介します
Lab 04 ‐ Process Best Practice
プロセスの設計とベストプラクティスをご紹介します
Lab 05 ‐ Advanced Spying
ブラウザを自動化する時に使用するブラウザモードのXPathの使い方との識別モードの中上級トピックをご紹介します
Lab 06 ‐ Credential Manager and the Digital Exchange BP
認証情報を管理するBlue Prismクレデンシャルストアと自動化APIやオブジェクト、資料を提供しているマーケットプレイスのDigital Exchangeをご紹介します
Lab 07 ‐ MS Excel VBO
プロセスを作成する時、特に稼働データを読み込む時によく使用されるMS Excel VBOをご紹介します
Lab 08 ‐ Work Queues
Blue Prismワークキューのデータ読み込みと基本操作をご紹介します
Lab 09 ‐ Exception Handling
例外が発生する時の例外処理の考え方及びサンプルをご紹介します
Lab 10 ‐ Control Room
コントロールルームの構成と基本操作をご紹介します
Basic TrainingとFoundation Trainingの使い分け
Basic TrainingとFoundation Trainingは重なっている部分(基本操作の紹介)もありますが、Blue Prismデベロッパー育成においては、Basic TrainingはFoundation Trainingの替わりになりません。
Foundation Training(基礎トレーニング)はBlue Prismデベロッパー向けの必須のトレーニングです。理由は、Basic Trainingには、各機能は紹介されますが、概要レベルに過ぎないからです。そのため、Basic Trainingを実行した後、Blue Prismを使って、どんなことができるのかは理解できるものの、Foundation Trainingを実行した後のようにプロセスやオブジェクトを自ら構築することはできないのです。
例としてはLab 8 - Work Queues編にはプロセスから既存のワークキューにデータを格納することやワークキューから次のアイテムを取得することなどなど、ワークキューを使うアクションを紹介しますが、ワークキューはどこで設定するか、ワークキューアイテムのステータス、タグの機能などの説明がありません。
では、Basic Trainingはいつ使用しますか?
Foundation Trainingは高度なトレーニングなので、Blue Prismデベロッパー以外の方々には向いていません。そのため、システム管理者、ビジネスアナリストなどのBlue Prism デベロッパー以外の方々がBlue Prismを学びたい時には、Basic Trainingが適切な資料です。
一方、Foundation Trainingにはオブジェクトとプロセスの設計及びベストプラクティスが記載されていないため、Blue PrismデベロッパーもFoundation Trainingを完了した後、基本操作の復習及びベストプラクティスの学習をするために、Basic Trainingを実施することを推奨します。
日本語訳のBasic Trainingをダウンロード及び設定する方法
1. Digital Exchangeにアクセス
2. Digital Exchangeにログイン
3. 日本語訳のBasic Trainingをダウンロード
4. ダウンロードされたファイル展開
5. Readme(JP)ファイルを確認し、案内の通りに、「Learning Labs 2022.04.12」をBlue Prismにインポートし、テストデータのResults.xlsx及びTerms2.xlsxを下記のパスに置きます:
C:\temp\Terms\Terms2.xlsx
C:\temp\Results\Results.xlsx