Blue Prismベストプラクティス 構築編 5 プロセステンプレート
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
今日もBlue Prismのnoteをご覧いただきありがとうございます。
さて、今日も別ブログからの再掲載に勤しんでいますが、ひとつの壁にぶち当たりました。以前はHTMLを編集してできていた記事内へのテーブル表示がnoteだとできないのです。
だったらスクリーンショット撮って、画像で貼っちゃえば良いんじゃない?
そうですよね、そういう方法もありますよねー。
ただ別ブログでは、テーブル内のテキストにリンクが設定されていたので、そう簡単にもいかないんです。よって、今回の投稿はnoteでできる範囲でがんばります。多少わかりにくいかもしれませんが、その辺りは良しなに。
プロセス テンプレートのダウンロード
プロセス テンプレートはこちらからダウンロードできますよ。
(アクセスするためには、アカウントとログインが必要です。)
いちおうURLも貼っておきます。
https://portal.blueprism.com/products/developer-jumpstart
BPA Process - プロセス テンプレート1 - Basic (Japanese)
プロセステンプレート1は、すべてのアイテムを処理する前に、作業ソースからBlue Prism作業キューに作業をロードするプロセスの基本テンプレートです。詳細については、プロセス テンプレート1 - 手順書 (Japanese)をお読みください。
ここからは、再び再掲載のコンテンツです。プロセス テンプレートをうまく活用して、さらにスマートな開発にお役立てください。
テンプレートとは
Blue Prismは、ベストプラクティスを組み込んだ標準テンプレートを利用してロボット開発を始めることができます。(標準テンプレートは、Blue Prismのポータルサイトで公開されており、ダウンロードが可能です。日本語版もあります!)
というよりも、ベストプラクティスの第一歩は、このプロセステンプレートを使って開発をすること、です。
なぜならば、これまでの記事で書いてきたこと、この後で書いてある記事の内容がすべて組み込まれているからです。
Blue Prismの標準テンプレートは、
「開発時間を節約する」
「ベストプラクティスを守る」
ということを目的としています。
「Blue Prismのテンプレートは分かり難くて利用しにくい」
「難しそうだし、自分でイチから作った方が早い」
...という声をちらほらお聞きします。
そんな誤解を解くべく、ここでは、テンプレートの記載内容を少し簡単にご説明します。
「意外と大して難しいことが実装されているわけではないな」...と思って頂けるはずです。
あ、再度言います。今では日本語版もあります!
ハイ、ドン!
テンプレートです。(ほら、日本語でしょ?)
テンプレートに組み込まれていることとは
テンプレートには、、、
1. 初期処理、終了処理、メイン処理、Work Queueの操作、ループ処理といった、自動化の基本処理ステップが予め実装されている。
2. 適切なエラーハンドリングの仕組みが実装されている。
3. プロセスをコントロールルーム上の指示で途中で適切に停止させる仕組みが実装されている。
4. サブページを有効に使い、全体俯瞰とメンテナンス効率性を両立させている。
5. 対象アプリケーション起動時の再試行の仕組みなどが実装されている。
6. 入力情報を重複作業させないような排他制御の仕組みや、認証情報をBlue Prismデータベース上の暗号化されたセキュアな場所から抽出する仕組み、などが利用できる。
、、、です。
初期処理部分
終了処理部分
メイン処理
Work Queueの操作
ループ処理
適切なエラーハンドリング
コントロールルームからの指示で停止させる仕組み
サブページの利用
対象アプリケーション起動時の再試行
排他制御の仕組み
暗号化されたセキュアな場所から抽出する仕組み
テンプレートをインポートしたら、そのテンプレートを開いて、ファイルメニューから「名前を付けて保存」を実行するだけで、テンプレートを利用した開発が行えます。点線枠のコメントステージを自分の処理に変更してやれば、流れはそのままに開発できるようになっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
テンプレートも、内容さえ分かれば、意外と簡単だな、と感じて頂けたかと思います。
みんなが同じテンプレートを使って開発すれば、他の人が書いたプロセスが何をやっているのか、一目瞭然で、メンテナンスも楽になるはずです。成果物の標準化が達成できるわけですね。
何より、ベストプラクティスがそのまま適用されます。
堅牢なロボットが、「いっちょう上がり」です。
もちろん、Blue Prismが提供する標準テンプレートを使わなくてはならない、というわけではありません。カスタマイズしたり、自分独自のテンプレートを開発・運用したりして頂いて一向に構いません。むしろ、是非そうして下さい。
ここで一言、声を大にして言っておきたいのは、Blue Prismの導入で効果を出している方は、必ず標準(もしくはその会社組織独自の共通)テンプレートを使って開発する、というルールで運用されています。反対に、せっかくBlue Prism導入したのにトラブルが多いんだけど、、、と相談に来る方は、必ずと言っていいほど、テンプレートを使っていません。
たかが、テンプレート。されど、テンプレート。
次回からは、いよいよ、設計編に入ります。
※本投稿は、別ブログで掲載・公開していた内容に加筆・修正を加え再掲載しています。