1年前から
2020年度は2019年度の3倍働いたことになっていた。コロナ禍での案件増、同僚(大先輩)の退職予定に伴う引継ぎ、が大きな要因となった。数字で示すと、7憶円の契約案件の対外対応が、23億まで伸びていた。
2020年度の後半は、繁忙に加え、上司からの圧力も加わり、健忘状態が頻発したり、18時を超えたあたりから思考が止まったり、健康面で障害がみられた。仕事にも少なからず影響が出ていた。精神面に疲れが及んだようだった。そのため、仕事ができる時間が限られた。病んでたんだろうな、と思う。
この状況を上司に相談を試みた。仕事が回っていないところから始め、健康面の話を切り出そうかと考えていたところ、降格や、今の職位を全うしていない趣旨の指摘をされ、解決策のヒントが得られなかった。さらなる相談が効果を生まないと考え、自分の身は自分で守ろうと考えを変えた。幸い、在宅勤務であるため、時間の使い方は自分が決められる。その日からは、疲れたら無理せず数十分寝て、回復したら仕事して、数十分で利かないときは数時間寝て、深夜仕事して、土日も基本は半日以上働いて、何とか最低限の仕事をこなして乗り切ってきた。
例年4月は比較的仕事が落ち着くのだが、いかんせん、顧客が例年の倍以上のため、そうならなかった。5月になり、連休もあって、ようやく若干軽減された。このタイミングで冷静に現状を見つめる時間ができた。忙しいことが確かに心理的ダメージにつながっていた。それと同じくらい、上司の圧力も原因であったと分かった。上司は2人、10年以上はレポートラインに残る見込みだ。例年、下期に向かってまた繁忙状況になり、上司のイライラが部下に向けられる。この状況がまた繰り返されれば、今年度、また体調を崩すことになりそうだ。
さて、どうするか。