県外にウケる博多弁!第6弾
県外にウケる博多弁13「よか」
「よか」は「いいよ、大丈夫だよ」の肯定の意味で使います。一方で、「せんでよか(しなくてよい)」のように否定の意味で用いることもあります。
どちらの「よか」も単体で使うこともあり注意が必要です。「よか」を使う際は肯定と否定、どちらの意味なのかに気をつけましょう。
話す内容を聞くと分かりやすいです。
使用例)
1.「新しい洋服よかね」
(新しい服いいね)
2. 「明日の仕事終わらせとく? (明日の仕事終わらせておく?)」
「せんでよかよ( しなくていいよ)」
県外にウケる博多弁14「ほがす」
「ほがす」は「穴をあける」の意味です。似た表現の「ほげる」は「穴が開いている」です。
イメージしやすいのはふすまに穴が開いた時です。そんな時は大抵「誰ね!ふすまに穴をほがしたとは!」と怒られます。
「ほがす」「ほげる」はどちらの言葉も日常でそこまで多く使いません。「ほがす」を知っていれば博多弁マスターと言っても過言ではないでしょう。
使用例)
「ふすまに穴をほがしたのは誰かいな!」
(ふすまに穴を開けたのは誰!)
県外にウケる博多弁15「からう」
「からう」は「背負う」の意味です。カバンやランドセルなど、背中に荷物をかける時に使います。
福岡県の人は新一年生に「かわいかランドセルばからっとうね!」と言います。「からう」はランドセルにぴったりの表現です。「からう」の言葉なしに新学期は始まりません。
使用例)
1. 「かわいかランドセルばからっとうね」
(かわいいランドセルを背負っているね)
2. 「そえんか大きいもんばからってどこ行くと?」
(そんな大きな荷物を背負ってどこに行くの?)
県外にウケる博多弁16「しゃれとんしゃー」
「しゃれとんしゃー」は漢字で書くと「洒落とんしゃー」。博多弁で一番好きなコトバです。要するに「オシャレ」から来てるコトバでそのもの「オシャレ」という意味なんです。
使用例)
「その帽子、しゃれとんしゃーですね。」
(その帽子、オシャレですね。)
お ま け
博多弁の早口言葉
引用:https://www.morinaga.co.jp/ototo/
「おっとっととっとってっていっとったとになんでとっとってくれんかったとっていっとーっと」
上の文章は博多弁の早口言葉なんですが、なんと言っているか分かりますか。正解は「おっとっと(お菓子)を取っておいてと言ってたのに、何で取っておいてくれなかったの?」です。
博多弁は平仮名だけが続くとなんと言っているのか分かりませんよね。博多弁の早口言葉は文章ごとに区切ると分かりやいですよ。
おっとっと とっとって って いっとった とに なんで とっとって くれんかった とって いっとーと
(おっとっとを 取っておいて と 言ってた のに なんで 取っておいて くれなかった のと 言ってるの)
「おっとっと」の早口言葉ですが、歌があるのでイントネーションを知りたい方は参考にしてください。
参考:https://youtu.be/SUUkJTa2Wvg
方言人気No1の博多弁一覧まとめ
博多弁はイントネーションや表現のかわいさから全国で1番人気の方言です。県外で友達ができたら博多弁の早口言葉「おっとっと」で遊んでみましょう。会話が盛り上がること間違いありません。
可愛い表現が特徴的な博多弁ですが多用には注意が必要です。どんな言葉にも使えるわけではありません。正しい使い方でさり気なく使いましょう。「なんしょうと?」「どげんしたと?」サラッと博多弁を使えば、あなたも博多弁マスターです。
博多弁は何気ない一言でも破壊力は抜群です。出会いのきっかけは博多弁から始まるかもしれません。気になる人へは博多弁で「よかろうもん」です。
お付き合いありがとうございました。