VdBL俳句を作ろう 2日め/2月7日
なんだろう二物衝撃って。もう少年マンガの技名って言われても驚かないよ。しかも二物衝撃の方が一物合わせよりもかんたんなんだって。どういうことなんだよう。
★17音について
俳句って17音なのは知ってたんだけど、「バレンタイン・デー」や「チョコレート」が何音かなんて考えたこともなかった。「バレンタイン・デー」が8音、「チョコレート」が5音、つまり促音が1音、「チョ」も1音、じゃあ「キットカット」は?6音。撥音は1音。めっちゃ指折りでカウントしてる……。
★季語について
俳句には季語がいるらしい。季語は歳時記(季寄せ)にのっている。「バレンタイン・デー」は季語。季語には傍題っていうのがあって、バレンタイン・デーの傍題は「愛の日」。でも愛の日って聞いてバレンタイン・デーを思い浮かべるひとがいるだろうか。そこのところはちょっとよくわからない。しかし自分で詠んでみてわかったのは、あいまいで音が少ない方が断然詠みやすい。季語が長いとそれだけで身動きがとれなくなった。
★つかずはなれず
うーーーん。短歌入門書で穂村弘さんがよく言うところの「驚異」と「共感」のこととかなあ。私は「はなれすぎ」がこわいと感じて、つい「つきすぎ」にしてしまう。ぜんぜん違うことばを並べる勇気がないんだな……。
★二物衝撃と一物合わせ
なんとなくわかるようなわからんような……難しい。
昨日の私の句を振り返るに季重なりがある。そしてなんていうか、深みがぜんぜんないか、あいまいで言いたいことがよくわからないかのどちらかだなあ。それなりに一生懸命つくったのにな。
17音。短い……。
今日の俳句:
魚は氷にココアがすこしさめるまで
凍て返る無傷のチョコを鎧う銀