想いを繋ぐ

最近、私が強く思うこと。

「想いを繋ぐ。」


再び延期になった、NPT(核兵器不拡散条約)再検討会議。「またか。まあ仕方がないよね。これに行くことが目的で平和活動しているわけではないし。」と友達に明るく言った自分。

「核軍縮についての国際会議の場がどんどんなくなっていて、非常に危機感を感じています。核兵器禁止条約が発効し、勢いづきそうな核軍縮が、また後回しにされていくのではないか。」

そう答えた自分。その後、聞かれた質問で私は自分の本音を知ることに。

「自分自身の気持ちはどうだろう。どう感じたかな。」



「悔しい。」という一言が出て、それと共にぼろぼろと涙がこぼれて、驚いたのは自分。

動揺しすぎて、何を言ったかあまり覚えていないけど、私が思ったことは2つ。

「2回もつかんだNPT再検討会議の傍聴権。自分にとってはかけがえのない機会。それが2回ともダメになった。悔しかった。誰のせいでもない、だからこそどこにもぶつけようがない想い。もちろん、私が平和活動をしている理由はこれではない。けれども、学生のうちに国際会議の中に飛び込んでみたかった。自分で初めて飛び込んでつかんだチャンスだったからこそ、悔しかった。」

そして、もう1つは

「想いを繋ぎたかった。大学生になって被爆者の方や被爆2世の方のお話を聞き、それぞれの「想い」を私なりに感じ取ってきた。「若者は未来の希望だから。」「伝えてほしい。」。切実な切実な想い。

「国際政治を変えなきゃ。」「国際法を変えなきゃ。」と思いながら、平和活動をしていた自分がいつの間にか、「託された想いを繋げたいー。」と考えるようになっていた。もちろん世界はそれだけでは変わらない。だけど、根本にあるのは人の想いではないのか。そして、国内でも想いは継承できる。ただ、もっと多くの人たちに繋げたかった。」

「うんうん。」と聞いてくれた先輩には、本当に感謝しかない。

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そして、NPT再検討会議に行けなくなったと報告した先生に言われた。

「この想いを忘れちゃいけないよ。どこかに書き留めておくんだよ。」

だから今、ここに記録として書き記そうと思いついた。初心を忘れないように。自分の糧にするために。未来の自分にもこの想いを伝えないといけないから。


やっと気持ちの整理がついたので、ちょっと重めのお話になってしまいましたが、投稿させていただきました💦

個人の見解も入っているので、いろいろなご意見はあると思いますが、ご了承ください。

今日はこの辺で。





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