生え抜き社員を育てる企業文化は生き残れるのか
企業風土はそこで働く社員を見ればわかる。
うちの会社は新卒から丁寧に育て上げて、会社のカルチャーを根付かせて独特な企業風土を作り上げている。
中途採用の社員もいたが、カルチャーに馴染めずほとんど辞めていった。残った中途採用者はうまく馴染めた人だ。
業界内でも異彩を放ちそれがブランド化して良い方向になっている。
がしかし、新しい風が吹きづらく社内が醗酵して腐ってくるデメリットもある。
そしてなにより大切に育ててこれからって時に同業に引き抜かれることがある。
一時期、頻発して困った。うちは他社のために人材育成してるようなもんじゃねぇか!と。
そして他社は育成費用を払わずに即戦力をゲットするというあざといことをしてくる、、、
しかしこれからの時代を考えると雇用の流動性が上がることが個人の幸せになるような気がするから、引き抜き引き抜かれなんて当たり前のようになるんだろう。むしろそうなった方がいい。
企業側も雇用の流動性が上がる時代に合わせて柔軟に対応しなければ生き残れないのだろう。
そう考えると、生え抜き社員を育てる企業文化を大切にしている会社にとっては大きな時代の曲がり角を迎える事になる。
時代を生き残るの者は、いつだって強いものではなく変化に対応できるものだ。
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