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43.間違い探しの北欧3:オスロの第一印象は「ストックホルムの双子の兄弟」!?(前編)

2025年1月30日

(English Follows)

 ヘルシンキ、ストックホルムに続き、やってきたのはノルウェーの首都、オスロ。今回も、これまで訪れた都市と比較して、第一印象を書いていきたいと思います。ただ、私のそれぞれの都市での滞在経験は以下の通り。

ヘルシンキ:滞在回数2回、滞在総期間1ヶ月半
ストックホルム:滞在回数2回、滞在総期間半月
オスロ:滞在回数1回(初めて)、滞在総期間4日

 つまり、この街について、なんもわかっちゃいないのです。長く住んでいる方には失礼なことも書いてしまうかもしれないのですが、旅人の戯言として受け止めていただければ幸いです。


 こちらの記事もぜひ併せてお読みください。

 ここから先は順不同に気づいたことを書いていきます。


オスロの第一印象は「ストックホルムの双子の兄弟」!?

 私が車窓から初めてオスロの街並みを眺めた時、それまでに訪れたベルゲンやトロムソと比較して街の規模が圧倒的に大きく、大都会であることに驚いた。

 同時に、親近感もあった。交通網、街の規模感、施設、人々の多様性など、ストックホルムと瓜二つである。

 ただ、もちろん違いも多くある。

海か山か

 ストックホルムの第一印象は海である。映画「魔女の宅急便」の印象が強いのかもしれないが、実際に生活していても、港町や海がそこらじゅうに見え、空は灰色でも、私の中のイメージカラーは「ブルー」だった。

 一方、オスロにも港はあるが、街の主要部からは少し離れており、生活からは遠い印象がある。その代わり、街のどこにいても小高い山が見える。残念ながら季節は冬で、多くの木が落葉していたので、針葉樹が散見される山のイメージは「グリーン」より「ブラウン」だった。

 ちなみに、オスロ周辺にある山は、どこか日本のずんぐりむっくりした山に似ているので、日本の地方都市にいるような錯覚になる時がある。

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