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ep. 6-8 : WTC Inc. 1995 WISCONCIN

こんにちは。

すっかり夏が終わり、やっと秋だね〜って言える日が来たと思ったら、もう裏起毛のパーカとかいるんじゃない?と季節の変化に怯えている青木です。

#新しいパーカーしれっと発売してます

WTC Inc. Boston Internship Zip Parka

前号のnoteでも発売予告をしていたこちら、無事リリースしています。


フルジップのパーカで、裏起毛のモフモフ仕様。

朝晩これだけ冷えたらちょっとした羽織りが欲しい人もそろそろ出てきたんではないでしょうか。WTC Inc.初のフーディーじゃない方のパーカです。

余談ですが、parkerではなくparkaなので発音はパーカーではなくパーカやぞ!と昔古着屋の先輩に教えてもらったモノです。それ以降僕はパーカ、と呼んでいます。(笑)

カラーはネイビーのワンチョイス。
サイズはジャストより気持ち大きめでどうぞ。

こちらは定番化していけばいいなぁと思っているので、
少し長めの販売期間にしようと。


WTC Inc. 1995 Autumn

さて、本題はこちら。いよいよ秋シーズンの展開です。

まずは、WTC Inc. の会社ヒストリーから。

1995年夏、ニューヨークで通信関係の技術を開発していたWTC Inc.。その甲斐もあってか見事に高速通信網の整備に成功します。Rapid Transfer Technology (RATT)が可能にしたのは、データの高速通信だけではなく"切れない通信"でした。大体のデータはパケットというひとまとまりにされて、通信網上に送り出されるのですが、そのパケットを限りなく小さい単位にすることで、ロスをできるだけ少なくする事を可能にしたのです。

この技術特性に目をつけたテレビ局やラジオ局がこぞってWTC Inc.のRATTを導入し、通信分野のハイテクカンパニーとして確固たる地位を確立しました。

しかし、WTC Inc.にとって通信はただの手段。

本命は自社でのパソコン開発によって、当時盛隆を極めていたMicrosoftやAppleのシェアをゲットすること。

次のステップとしてWTC Inc.が選んだのは、「機械工学」でした。


既存の卓上コンピュータのコンセプトではユーザーが最大限のパフォーマンスを発揮できないと思ったWTC Inc.は、機械のシステムを一から組み上げるために機械工学を吸収しにいくのです。

そのチャンスを得たのが、当時米国内でのワンストップ製造に力を入れていた大手自転車メーカーTREKでした。

自転車の風体力学と機械工学の突き詰め方をリサーチするために、WTC Inc.はニューヨークで培ったRATTをTREKに無償提供し、工場の生産ライン構築へベンダーとして参入することを決意。

1995年秋のWTC Inc.は、自転車を例に機械工学を学びながら、TREKの本社がある北米ウィスコンシン州で厳しい冬の寒さへ備えるのでした。


初めてのウィスコンシン ウォータールーという町でロードバイクやマウンテンバイクに触れ、自然をペダルで駆け抜けたり、ドレスアップした車体で街の視線を感じて優越感に浸ったり、新しいモノやカルチャーが好きなWTC Inc.社員たちはすぐにWTC Inc.ブランドを踏襲したバイクを製作に乗り出すのです。



GOODS IN WISCONSIN

という事で、秋のテーマは「ウィスコンシン、自転車、モチベーション」の3つのキーワードを持って進んでいきます。

今回はWTC Inc.のユニフォームに加えて、ユニークなグッズもご用意する予定。こちらもまだ水面下の話ですが、面白いコラボができそうな予感です。

ぜひ次号もご期待ください!

それではこのへんで。


so close to you,
WTC Inc.



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