映画 KAPPEI カッペイ
1999年7の月。
ノストラダムスの予言を信じ、修行に励む戦士たち。
いつまでたってもこない終末。
“終末の戦士たちよ、解散!”
師範(古田新太さん)の一言で戦士たちは世間に解き放たれるが…。
伊藤英明さんはじめ、円熟期を迎えたキャストたちが真面目に馬鹿をやる姿にニヤリ👊
原作はデトロイト・メタル・シティの若杉公徳先生のギャグ漫画。
監督は“ラーゲリより愛を込めて”を企画プロデュースした平野隆さん、脚本を“翔んで埼玉”の徳永友一さん。
終末は必ずくる…!
乱世の救世主となるべく、人里離れた地で修行に明け暮れる漢(オトコ)たち。
天下無双の殺人拳・無戒殺風拳(むかいさっぷうけん)
“世のなかには女という生き物が存在するが、おぬしたちには一切関係ない!”
師範(エロじじい)の苦い経験をもとにあみだされた漢の美学(失敗学)を徹底的に叩き込まれる漢たち。
キャバクラであれだけ貢いだのに、尽くしたのに、客としてしか見れないって言われたときの絶望、虚無感○△✕□…(キャバ嬢に騙されるな!)
辛く苦しい修行の日々…。
師範(エロじじい)の教えは女に関することばかり、終末に降臨するのは恐怖の大王ではなく、恐怖の女王なのか…。
“女という生き物はおぬしたちには一切関係ない!”
いつまでもこない終末を待っているうちに、カッペイはじめ漢たちは全員オッサンに。
結局終末はこないまま、変なコスチュームとお小遣いをわたされて戦士たちは世間に放りだされてしまう。
迷える終末の戦士たち。
子供の頃からひとつのことだけを一生懸命やってきた、外の世界を知らない人間(芸能人、スポーツ選手とか)がいきなり一般社会に一人で放りだされるあの感じ。
大都会・東京に流れ着いたカッペイは気弱な大学生・入間啓太(西畑大吾くん)を悪い奴らから助ける。
啓太との出会いからの初恋の相手・山瀬ハル(上白石萌歌ちゃん)との出会い。
まったく思いがけないラスト、終末はどうなる!?
※以下、世界を救ってきた戦士たちのマインドを受け継いだ漢たち。
☆東京・渋谷に降り立った終末の戦士・勝平(伊藤英明さん)
カッペイ、本作の主人公。
無戒殺風拳・獅闘流の使い手。
コスチュームのアップリケは“STRONG”、ケ○シ○ウの魂を受け継いだ漢(スギちゃんや若い頃のアーノルド・シュワルツェネッガーではない)
真面目でまっすぐ一直線、優しく、熱すぎる(湯を沸かすほどの熱い愛!)漢のなかの漢。
強者揃いの終末の戦士たちのなかでトップクラスの実力をもつ。
童貞。
★名古屋に降り立った終末の戦士・守(大貫勇輔くん)
無戒殺風拳・蛇戦流の使い手、共に厳しい修行を耐えたカッペイの戦友。
アップリケは“COOL”、バ○タ○ドの魂を受け継いだ漢(違うか、他に思いつかない笑)
ストリートで楽しそうにダンスを踊るぽっちゃり女子に惚れてまう、恋のライバルはメンディー。
メンディー顔負けのダンスを披露する(ダンサーなので!)
守も相当強い漢だ…が。
激しい恋のバトルに打ちのめされてしまう。
それで武士になり浅井長政になった訳ではない。
童貞。
☆茨城に降り立った終末の戦士・正義(山本耕史さん)
無戒殺風拳・馬跳流の使い手、カッペイたちの兄貴的存在。
コスチュームのアップリケは“PURE”、戦士たちのなかで人一倍正義感が強い。
ア○レちゃんの魂を受け継いだ漢。
たどり着いた茨城では誰にも相手にされず、気持ち悪がられ、彷徨い、流浪、絶望の末にスナックの壁を破壊、流れてきた尾崎豊に救われる。
大人を信じられない45歳、支配から逃れたい45歳…童貞。
★最強の終末の戦士・英雄(小澤征悦さん)
無戒殺風拳師範代、龍咆流の使い手。
コスチュームのアップリケは“VICTORY”、ド○ゴ○ボ○ルのミ○ター・サ○ンの魂を受け継いだ漢。
戦士たち解散直後、師範(エロじじい)に龍咆流をブチかまし、そのあとは消息不明に。
終末を引き起こして世界を転覆させようと企んでいるという噂が…(英雄闇落ち説)
童貞。
みんな童貞!(当然!)
みんなエロ!(遅咲きのオッサンなので笑)
こういうの嫌いじゃないってか好きだなー(笑)
2022年3月24日に川崎チネチッタで観賞、エントランスに小学生くらいの子供が沢山いるなーと思ってたんやけど…ドラえもん観にきたんじゃないんかい(笑)
原作を読んだことがなく、内容的にキワモノかと思ってたのでまさか子供たちに人気がある作品だとは思わなかった!
チラッと原作の絵は見たんですけど。
楳図かずお先生な感じというか、蝋人形っぽいというか、ちょっと怖いなー夜中にでてきたらホラーですね(笑)
西川貴教 featuring ももいろクローバーZが歌うタイアップ曲・鉄血†Gravityがバキバキでキャッチーで疾走感があってめちゃくちゃカッコいいです!
カッペイ観てからしばらく毎日聴いてたなー。
堀田先輩役で岡崎体育さん。
TBS日曜劇場DCUに岡崎体育出演ってのをネットニュースで見たときに“なんで!?”と思った訳だが(DCUはまだ未観賞)
みなまで言いませんが…見違えるほど小綺麗に(笑)
はじめて見たときはびっくりしたもんなー某迷惑系ユーチューバー(元迷惑系?)と見分けがつかん。
身だしなみは大切です、ちょっと意識するだけで全然変わります、岡崎体育ファンの人たち本当ごめんなさい(汗)
怪しげなお店が集まる道玄坂に降り立った終末の救世主・カッペイ、名古屋で恋に絶望する守、盗んだバイクで走りだす正にい、そして。
…最強の終末の戦士・英雄の影。
啓太が暮らす居心地がいい部屋(そんなに広くない、たしか“謎解きはディナーのあとで”で木南晴夏さんが殺されたマンションと同じマンション)にオッサンたちが集まる姿はまさにすみっコぐらし(笑)
悪役(悪い奴)がいない世界でヒーローはどうすれば、どう生きていけばいいのか。
“世界を悪い奴から守るために一生懸命努力してきた、じゃあ、次は自分が幸せになる番じゃない?by山瀬ハル”
解説役の警官・柳田(橋本じゅんさん)、テルオ(森永悠希くん)と一緒にツッコミながら観るべし!
警察と災いは忘れた頃に…って続編なるか!?(期待!)
自分が18歳のときのバイト先にカッペイみたいな人いたな…夏はタンクトップ、真冬でもMA1にタンクトップな肉体派イケメンの兄貴(仲良くしてくれた!)
元気してるかな。
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