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映画 MEMORIA メモリア
好意的に見ればアート、率直にいえばなんじゃそりゃ。
インカ、マヤ、アステカ。
失われた古代文明には拳銃(オーパーツ)で撃たれた頭蓋骨が存在する(子供の頃にムーかなにかで読んだ!)
“ドゥン!”
ジェシカは地球のコアから響くような重く、深い音を探す旅にでる。
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監督はタイ出身のアピチャッポン・ウィーラセタクン、主人公ジェシカをナルニア国物語、ドクター・ストレンジのティルダ・スウィントン。
第74回カンヌ国際映画祭(2021年)で審査員賞受賞、第34回東京国際映画祭で上映、大好きな西島秀俊さん、坂本龍一さんも絶賛。
姉が暮らす街・ボゴタに滞在するジェシカは親しくなった考古学者アグネスに会うため、アグネスがいる古い人骨が発掘された現場近くの町を訪れる。
ジェシカの“記憶と音”を探す旅。
旅のなかで出会う音響家でミュージシャンの若者、村から一度もでたことがない謎のスピリチュアルな中年男性。
“記憶と波動は石や大地のなかで生き続ける”
コアが悲鳴を上げるような不穏な音。
“あの音が聞こえる、あの音が今も聞こえる”
とても自由でアート、芸術性の高い作品。
セリフが少なく、全体的にめちゃくちゃ静か。
カメラワークも静か。
それらが+に働き、謎の音、雨の音などが冴える。
これは好き嫌いが分かれそうな作品だ。
2022年3月17日にヒューマントラストシネマ有楽町で観賞、ほぼ満席。
客層は意識高い系な印象(勝手にそう感じた、きっとそんなことない笑)
正直、自分のなかにマイナスな感想もあるのでそれも書きます。
観賞後、率直にいえば。
なんのこっちゃ(笑)
この内容で136分は長い!
80分、90分で十分かと。
予告で感じたのは太古の記憶、デジャブ、輪廻転生とかそんな感じのストーリー。
おもてたんとちゃう!(笑)
前の席のおばあさんもびっくりの目を疑うラスト、驚愕の真実。
長い時間かけて真相これかい!(笑)
名優揃いだが、魅力的なキャラクターが一人もいない。
全体的に退屈でしょうもない。
同じシーンをじっと映し続けるシーン、そういう手法なんだろうが…上映トラブルかと思った(笑)
アメトークで大阪の漫才番組はカメラがずっと同じところを映してるから同じお客さんが何回もテレビに映るって笑い話。
あれです(笑)
書いてて思いました、個人的には駄作と思ってるのかも!(笑)
でもでも。
超疲れてない状態で腰をすえてじっくり観ればまた違うのかも知れない(この日は映画館はしごだったので…)
説明が少なく感じる作品で多くの謎が残る。
ジェシカは心の病じゃないのか、別世界の住人なのか、音響家の若者と村の中年男性の名前が似てること、ジェシカはどうなったのか。
考察…する意味あるのかな(笑)
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