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【コスモスクエア駅】2023GWの過ごし方①なにわの海の時空間を訪ねる

昨年と同様に2023年のGWも混雑を避けて、コスモスクエア駅へと向かいました。

コスモスクエア駅を降りるとすぐに海が広がっています。

この辺りは、海釣りを楽しむ人々や、お酒を飲んで上半身裸で日光浴をしているおじさん、筋トレするおじさんなど皆さん人生を謳歌しておられます。

去年は駅を降りて芝生公園でピクニックをしたのですが、今年は廃墟と化したなにわの海の時空間を見学に反対側へと歩いていく事にしました。

すでに球体上のドームが見え隠れしています。

この道をまっすぐに行きます。

ベンチ

途中に無機質なベンチがあります。

この辺りに住んでいる中学生カップルが、夜遅くに話し合う青春のスポットといった感じでしょうか?

カラスノエンドウ

カラスノエンドウが、雑草に交じって生えていました。googleで検索すると食べることができるそうです。

ナヨクサフジ

これもgoogleレンズで調べました。

最近植物を見つけるとgoogleレンズで名前を調べるのが楽しいです。

古代船なみはや

古代船なみはやの復元されたものがあります。

この船を実際に海に浮かべて、航海したそうです。

なみはやの解説

いよいよなにわの海の時空間のエントランス棟が見えてきました。

子供が小さい頃に一度だけ家族でやってきたことがあります。

ラピュタ感が出てます

なにわの海の時空間は、2000年に開館しました。

総工費はなんと176億円です。

世界的に有名な建築家ポール・アンドルーの設計で、4000枚程のガラスを用いたドーム状の特殊な構造をしています。

このドーム部分は、大きな船に載せられて海を渡って運ばれてきた事が当時の新聞にも大きく取り上げられたことを思い出します。

エントランス棟とドーム部分は海底トンネルで繋がっているので、今ではドーム部分に入る事は事実上できません。

なにわの海の時空間

階段の先の扉は固く閉ざされています。

エントランス部
建築家ポール・アンドルーの設計

この説明文によるとポール・アンドリューでなく、アンドルーみたいです。

この著名なフランス人建築家は、パリにあるシャルル・ド・ゴール空港の設計もされたそうです。

フランスには行った事がありませんが、またいつの日か機会があれば行ってみたいです。

エントランス
チケット売り場
大阪市負の遺産たち
ツタが絡まり良い感じです

20年近く前の記憶ですが、確か海底トンネルの天井部分がガラスになっていて、そこから魚が見えた気がします。

デジカメで写真を撮った記憶もあるのですが、古すぎて写真を見つけ出す事が出来ませんでした。

ドーム部分

もうすぐ大阪万博が夢洲で行われます。

このままなにわの海の時空間を眠らせておくのはもったいないです。

5600万円で売りに出ているので、どなたかいかがでしょうか?

(1)建物(もと時空館)の売却条件
売却価格:56,000,000円(税抜き)

特記事項
・現状有姿での引渡し、本市の契約不適合責任の免責特約を付す
原則として、大幅な外観変更は不可
・建築基準法旧第38条の認定を受けた建築物であり、増改築や用途変更を行う場合は留意が必要
・平成25年3月の閉館以降、利用はなく、付帯設備を含め管理、点検及び修繕は未実施
・電気・機械設備は、老朽化等により全面的な更新が必要な状態での引渡し
菱垣廻船やその他大型展示物及び備品等が建物内に残置された状態での引渡し、菱垣廻船の取扱いは、特に制約を設けない など

上記のほか詳細は、実施要領をご確認ください。

大阪市
老朽化進んでいます

ドーム内には菱垣廻船と呼ばれる、当時10億円をかけた実物大の船が展示されたままになっています。

船を運び出すにも解体するにも、億単位のお金がかかりそうです。

エントランス棟やドーム部分をホテルとして再利用し、そのままホテルの展示物や船に泊まれるようにすれば人気がでるのではないでしょうか?

バンクシー?の落書きもあります

あんな所に落書きがあったのですが、ボートでドーム部分まで行ったのでしょうか?

なにわの海の時空間、ATCやWTCも見えています
咲洲キャナル

なにわの海の時空間から、咲洲キャナルを抜けるとトレードセンター前駅とATC、WTC方面に近道です。

ATCでは大阪市のマンホールカードを貰いましょう!

皆様にも来年のGWは人混みをさけて、大阪市の廃墟巡りをお薦めしたいと思います。

おわり

【本日の運動】
ランニング4.68km
スクワット50回
腹筋30回

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