【オランダ移住 vol.43】洗濯の仕方
今さらだが、我流ではあるがオランダでの洗濯の仕方を紹介したい。
というのも、家が決まってMarktplaatsで洗濯機と乾燥機を譲ってもらったものの、いざ洗濯しようと思ったらやり方が分からず、ネットで検索してもコレ!というやり方を見つけられなかったからだ。
長々と読むのが面倒な方のために簡潔にまとめると…
●洗剤 --- とりあえずRobijnのColor
●柔軟剤 --- これまたRobijnで
●設定 --- WITTE WAS/BONTE WASの40、回転数600
●終わったら --- 拭くのと排水
●たまに --- カルキ取り投入
です。
これ読んでも分からなかったり、もっと詳しく知りたい方は続きをどうぞ。
ここでは我が家的にはこれでもう最終形というか、これで困ってないからもうこれ以上は正しいのを追求したくない、というやり方を紹介させていただきたい。
ちなみに、ここでの紹介は洗濯機に関してのみ。洗濯が終わったら冬でも2〜3日掛けてひたすら乾くのを待つことを選んでいるので、乾燥機に関してはほぼ分かりません、すみません。
というか、洗濯機で2時間、乾燥機で3時間ほど時間が掛かった経験から乾燥機の使用は放棄してしまった。5時間なんて待っておられんよ。
時短モードがあるかと探ってみたが、1時間半乾燥機に掛けてベチャベチャのホカホカした洗濯物が出来上がっただけだったので、もう諦めました。
ではまず、必須アイテムとして洗濯ネット。
我が家はダイソーの大きめのネットをいくつか常備して使用しています。
もしかしたら必須じゃないかもしれませんが、我が家はすべての衣類をネットに入れて洗っています。
・洗剤(WASMIDDEL)
次に洗剤。
洗剤はRobijnかHEMAあたりで大丈夫な気がします。
これらで汚れが落ちていないとか感じたことはありません。
泥まみれになるような生活はしていませんが、特に汚れたなと思うときは手洗いをしています。
若干高めのも試してみましたが、特に違いは感じられませんでした。
Wit(白)やColorなど種類がいろいろありますが、どなたかがブログで「白もColorのうち」と書いていたのにめちゃくちゃ共感したので、うちもいつもColorを買っています。もともと我が家に白い衣類はほとんどないし。
ただ、Actionとかで激安で売られている大容量のやつは要注意。名前は忘れましたが一度試しで買ったのは香料が効きすぎていて洗濯には使えず、床掃除用になりました。
・柔軟剤(WASVERZACHTER)
そして、ここでめちゃくちゃ重要なのが、オランダでは柔軟剤マストということ!
お恥ずかしいことにオランダに来るまで人生において柔軟剤を使ったことがなかったのだが、オランダで洗濯洗剤のみで洗濯すると、ほぼ確実に後悔します、たぶん。
理由は皆さん知ってると思うけど、硬水だから。
洗う前はフワフワだったタオルは見事にガビガビになります。というかなりました。
わたしは怖くてそれ以降はずっと柔軟剤を投入していますが、聞いた話によると一度ゴワゴワになったタオルや服はそれ以降に柔軟剤を使っても完全に元のフワフワには戻らないそうです。ご注意を。
柔軟剤もRobijnにしています。
うちの洗濯機だと向かって左上にあるトレーを引き出すと
このようになっているので、洗濯物がいっぱいのときは右に洗剤を1か2カップ、真ん中に柔軟剤を必ず2カップ入れるようにしています。
いつも「洗剤は忘れてもいいから柔軟剤は必ず2カップ」くらいの心構えでいます。洗剤も忘れませんが。
・洗濯機の設定
洗剤と柔軟剤を入れたら次は洗濯機の設定を。
我が家の洗濯機はMarktplaatsで激安で買った古いタイプのものなので、最近のデジタルの高性能のやつの設定はよくわかりません。
参考にならなかったらごめんなさい。
まずは右のダイヤルで洗濯モードを選びます。
うちはいつもWITTE WAS(白物)/BONTE WAS(色物)の40にしています。
次に回転数。
こちらは600に。
そして最後にSTART/PAUZEボタンを押します。
そして待ちます。
ひたすら待ちます。
我が家の洗濯機だと上記の設定でだいたい2時間。
途中では開けることはできるかもしれないけど、それはほぼ不可能と考えてひたすら待ちましょう。
「これ入れ忘れた!」とか思っても無理。
その洗い物は次回にと諦めましょう。
ひたすら待ち続けて2時間経ったら無事洗濯終了です。
もしさらに2〜3時間待てる人は乾燥機もどうぞ。
洗濯物を干しておしまい。
以上、これがうちの洗濯です。
…と書きたいところですが、まだ仕事が残っているのです。
それは洗濯機の掃除。
・パッキンの掃除
新しい型の洗濯機はそんなことないかもしれませんが、うちのはこの部分に必ず水が残ります。
何処にも流れて行きません。そのままにしていたら100%カビが生えます。
というか、譲ってもらった時点ですでにカビ生えてました。
カビはためしてガッテンで言われていたように一度生えると除去はほぼ不可能です。表面のカビはハイターなどで消えても目地の奥まで入り込んだ分は死に絶えません。
できることと言えば、それ以上生えないようにすることくらいです、たぶん。
なので、この隙間の水をタオルなどで拭き取ります。
最近は面倒くさいのでタオルを突っ込んでしばらく放置して、数時間後にザっと拭き取ってタオル回収してます。
・フィルター排水
お次は謎の汚水排出。たぶんフィルターを通った排水です。
洗濯機の右下のカバーを開けると、このようなホースが見えます。
ちなみに、この出てくる水、けっこう臭いです。ご注意を。
バケツに出した水はトイレにでも流してしまいましょう。
ホースのキャップを忘れずに閉めたら元に戻してカバーを閉じましょう。
あ、終わったらドラムのドアは必ず開けておきましょう。少しでも内部を乾燥させた方がいいと思います。
・カルキ取り
最後に、毎回ではありませんがこちらも忘れずに。
カルキ取り。有名なのはCalgonというやつらしいですが、うちはアルバートハインのを使っています。
これを月に1回ドラム内に入れて洗濯物と一緒に洗います。
もしかしたら入れなくてもいいかもしれませんが、パイプなどがカルキで詰まるのが怖すぎるので試していません。
勇気がある方は試してみてください。
以上、我が家の洗濯方法でした。
参考になれば幸いです。