【オランダ移住 vol.21】マレーシアへ
昨日、ハーグのINDで居住カードを受け取ってこれでビザ取得プロセスがようやく終わった。
国際結婚のため妻と娘のビザ取得がまだ残っているが、2人のエントリービザはすでに承認はされているので、後はオランダに入国して指紋登録などそれほど多くない手続きをするだけのはずだ。
オランダからマレーシアに戻るフライトは、いつビザが取れるか分からなかったため、余裕を持って4月1日で押さえていたが、昨日確認したら25000円の手数料で今日の便に変更できるようだった。
昨日ビザ取得して、今日オランダを離れるのは少し不安だが、オランダにいるよりはマレーシアに戻った方が生活費は安く済むし、マレーシアを引き払う準備も早く済ませなければならない。
思い切って今日の便に変更した。
先ほど空港に着いてイミグレを抜け、あとは搭乗を待つだけ。
ドバイ経由で明日の午後にはマレーシアに着いているはずだ。
ライデンから電車でスキポール空港駅に着いたとき、2ヵ月ちょっと前の自分を思い出した。
ほぼ屋外の駅が恐ろしく寒い中、誰も知り合いがおらず、どこに住むかも決まっていない状態がいかに心細かったか。
あれから67日目の今日、家も決まりビザも下り、オランダという国の空気にも少し慣れた自分を、過去の自分と比べることで図らずも実感することができた。
たった2ヵ月。しかも家族での生活はまだスタートすらしていない。
それでも確実に前に進むことはできている。
これから進む道の先はまだまだ見えないが、これまで歩いてきた分だけは道になっているはずだ。
ただの移住なので「道を拓く」などと言うのは烏滸がましいが、この2ヵ月でなんとか作ってきた道の先に、これからの自分と家族の新しい道を繋げていければと思う。
なんか猪木(一休和尚か)みたいな感じになったけど、今日のスキポール空港駅で本当にそう思った。
もう少し頑張ろう。
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