2019年以降⑧
で、予告通り今日はまとめに入ります。
「ポピュラリティ」という観点からすると、
一番高いところにいるのが「Official髭男dism」、中央辺りに「YOASOBI」、一番離れているところにいるのが「King Gnu」という感じでしょうか。
ただ「やりたい事をやっているか」という点ではどのグループもあまり変わらないような気がします。
「Official髭男dism」の藤原さんも、ああいった音楽が好きだからやっているだけで、別に時代を代表するようなミュージシャンになりたい、とかそういう意図はないと思うんですよ。
やはり「ポピュラリティ」の高い曲は「ポピュラリティ」が高い訳ですから、当然聴いていて気持ちいいし、気持ちいい音楽をやりたい、という気持ちがあるのは自然なことだと思います。
個人的にはもっとマニアックな方が好きですが(笑)。
やはり最近って音楽の「民主化」が進んできたんだと思うんですよ。音楽制作に対する敷居が低くなった、ということです。
アプリの進歩で誰でも曲を書けるし、しかもそうやって制作された作品がどこでどう評価されるか分からない、レコード会社の思惑とは全く別のところで音楽作品が評価される時代、と言っていいでしょう。
個人的には作曲アプリを使って制作したような曲作りには興味がありませんが、それはむしろいいことであって、否定すべきことではないでしょう。
もちろん「何で?」と思う曲も多々ありますが、それは自分自身の価値観であって、他の方が同じ価値観を持つ必要はないですから。
音楽の聴き方って自由でいいと思うし、誰それが評価したから聴く、ということは否定はしませんが、最終的にいいかどうかを決めるのほ人それぞれでいいんですよ。
ただ最近の音楽の聴かれ方って「歌詞」が重視される傾向が強いような気がして、その辺はちょっと違うのかなあ、と感じてもいます。
あくまでも「音楽」ですからね。やはり曲は大切なんじゃないかなあ、と思います。
まあ、この話は後日改めてしたいと思います。
で、1998年と比較するとどうか、という点も忘れてはいけないですよね。
で、まとめは今日は終わらずに、次回に繰り越しになります(笑)。