音楽の聴こえかた④
昨日はミュージシャンの場合、自分が主に弾いている楽器の音が一番聴こえやすい、ということについて書きました。
ただ昨日も書いた通り、唯一例外なパートがあります。
唐突なように感じられるかもしれません。
ボーカルです。
というのもこのパート、当たり前ですが、アカペラでもない限り、他の楽器が鳴っている音をバックに歌っているからです。
ある意味、「他の楽器に依存しているパート」なんですよね。他の楽器によって生きる場合もあれば死ぬ場合もある、そういうパートですから。
「歌ってみた」はともかく、実際の音楽活動をするのであれば、他の楽器の音を聴かざるを得ないし、その人に合わないからと言ってダメな演奏とは限らないし、その人に合うからいい演奏とも言えないんですよ。
声は人それぞれですからね。
だからこそ、演奏全体を聴くことが必要になる訳です。
そうは言ってもやはり「主旋律」が主役である以上、それは単に「バックで鳴っている音」でしかありませんが…。
でもこれまで述べてきた方法とは別の聴き方をする方もいるんですよね。自分自身、これまで述べてきた3つの聴き方とは違う聴き方をしているのだから、多分間違いないかと。
明日はその聴き方について書きたいと思います。
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