ミュージシャン③Billy Joel~4
次はこれまでのアルバムとは全く印象の違う作品、「Turnstiles」です。
セールス的には全く振るわなかったようですが、やはりこれまでとイメージがあまりに違っていたからだと思います。
むしろその後の作品に繋がる作品と言っていいでしょう。
あまりにも有名な「New York State of Mind」もこのアルバムの作品ですし、この曲が無ければその後の成功も無かったと思います。Barbra Streisandがこの曲をカバーした、というのはやはり大きかったでしょうから。
個人的には「Angry Young Man」が唐突なイメージで、その点はあまり好きではないのですが、いいアルバムだと思います。
「Say Goodbye to Hollywood」でサウンド的にもこれまでとの別れが感じられますよね。「Miami 2017」も紛れもなく素晴らしい作品だし、個人的には以前の印象を引きずった「James」も好きな作品です。
セールス的にはとても成功とは言えないアルバムですが、その後の活躍を予感させる作品に仕上がっている印象ですね。
だからこそ、当時はともかく、現在では評価の高いアルバムとなっている訳です。
その理由としてもやはり、「New York State of Mind」の影響が大きいと思います。恐らくBilly Joelの作品の中で最もカバーされている曲かと。
自由度が高く演奏しやすい、という点がいいんでしょうね。
で、次回は言わずと知れたあの名作になります。
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