DTM61
ここまでやっても2MIX後のノイズの発生源が分からない場合もあります。この場合はノイズ除去系エフェクトを使用するしかないでしょう。
ただ油断は禁物です。それほどきれいににノイズが取れるとは限りません。ノイズの性格によっても違いますが、取れたらラッキー、位の気持ちで使った方が後で落ち込まなくてすみます(笑)。
むしろノイズに対しては、一定の「割り切り」が必要だと思います。
人って自分が聴いているほど、他の人の音楽を聴いていないものなんですよ(汗)。
もちろん個人差もあって、極めて敏感な人から全く気にしない人まで大勢いますが、極めて敏感な聴き手はある程度切り捨てる位のことは考えておいた方がいいと思います。
そういう人に限って「音楽」を聴かずに、「音質」を聴いている、ということがままあるものです。
もちろんノイズが多いより、ノイズが少ない方がいいのは間違いありません(ノイズがない、という状態は基本ないと思った方がいいでしょう。)。もちろん意図的にノイズを使用している作品はその限りではありませんが。
ただやはり制作しているのは「音楽作品」であり、ノイズの少ない作品ではありません。
やはり大切なのは「音楽」であって「ノイズ」の少なさではありません。少々ノイズがあろうが、優れた作品であれば、人は音楽を聴くものです。
人間の意識というのは、気になる方に向かうものです。もちろんバランスの問題ではありますが、音楽自体がノイズに負けない音楽になっていればいいんですよ。
今まで書いてきたことは何なのか、と思われるかもしれませんが、世の中とはそういうものです。
ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。