空間認識⑬
延々と曲について書いていてもキリがないので、今回で曲について書くのは最後にしたいと思います。
JUJUさんの「奇跡を望むなら」です。
この作品、曲も詩もいいのですが、ちょっとジャジーなアレンジもいいんですよね。作詞・作編曲ともE-3という方だそうですが、ほとんど実態が不明です(笑)。
同じくJUJUさんのハリウッド映画か何かの主題歌である「Because Of You」の日本語詩を書いていたので、多分生きているとは思いますが....。
編成自体は多くないのですが、音数はバラードにしてはかなり多い方だと思います。しかも後ろではストリングスや金管系の音も鳴っているので、なおさら音数は多いと思います。
でも決して音数が多いと感じさせないし、楽器の音も良く聴こえるんですよね。
感覚としては洋楽に近いと思います。
E-3という方、ニューヨーク在住だそうで、そういう影響もあるかもしれませんが。
ニューヨークって5日もいれば感覚が変わる街ですからね。まあニューヨークと言っても色々なところがあって一括りには出来ないのですが、結構病みつきになる街です。
ちなみにニューヨークの人はニューヨークとは言いません。敢えて日本語で言うならヌーヨークです。例えばJUJUさんが「New York State Of Mind」を歌う時も、「ニュー」ではなく「ヌー」ですよね。
料理の量はやたら多いですが、って全然関係ない話になってしまった...(汗)。
まあそんな話はどうでもいいので、音楽の話に戻します。
「奇跡を望むなら」って何が上手いかというと、PANの振り方がかなり極端で、それが楽器の音を明確にしている点です。
でちょっと聴いた感じでは、奥行きがあまりないようにも聴こえるのですが、ストリングスや金管系の音はちゃんと奥から鳴っていて、メインの楽器を前に出していることが明確に分かります。
こういう空間の作り方ってなかなか日本人だと出来ないと思います。別に洋楽が優れているとは思いませんが、やはりこういう部分は参考にしたいですね。
ただ、それ以上にあの芦名星さんのMV、やはり泣けてしまうんですよね。カラオケ歌ってて号泣してしまうこととか結構あるんですよ...。
特に昨年の出来事があってからはなおさらです。
何かまた脱線だらけの記事になってしまいましたが、途中はともかく、最後の部分は自分の中で書かざるを得ないことなんですよね。
なので今回だけはご容赦くださいませ。
ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。