作曲・編曲89
今日は先週末に見た別の番組から取り上げたいと思います。
「ミュージックステーション」の「オリビアを聴きながら」、もちろん杏里さんの曲です。
目当てはUruさんでしたが、それ以上に引っかかったので、この曲について書きたいと思います。
やはりオリジナルだと、アレンジが古い部分があるんですよね。特にあの趣味の悪いコーラス、当時の曲を聴くとやはりあの手のコーラスが多いのですが、いかにも時代がかっていますよね。
そういう部分が一掃されて、今の曲になっていました。もう少し杏里さんが歌い上げない方がいいとは思いますが、これは好みの問題かもしれません。
ただ一つだけ気になったことがあります。スネアの音が重いんですよ。というか普通のスネアではあるのですが。
で何故気になるのかというと、ミュージックステーションのアレンジ、全体的に軽めなんですよ。多分それは正解だと思います。
サックスもソプラノサックスじゃないですか。全体的に重心が上にある印象。
そういう演奏だとやはりスネアの音が重いとアンバランスになります。だからスネアでもリムショットの部分はバランス感が損なわれない。リムショットももう少し軽い方がいいような気もしますが。
スネアの音だけが浮いているような感じ。
オリジナルのスネアも特段軽くはないのですが、全体的にアレンジの重心が低いのと、MIXが低めなので(というよりは他のパートの音数が多いのかもしれません)自然に聴こえます。
まあこれは好みの問題であるのかもしれませんが。あまりスネアの音が重いのは好きではないんですよ。
自分がBill BrufordやL'Arc〜en〜Cielのyukihiroさんが好きなのもその辺が理由なのかもしれません。
でもやはりちぐはぐなんですよね。で、やはり原因はドラムにあるような気がしてなりません。
まあ全体を通して聴くと充分にいい出来だと思います。だからこそ余計に残念な気持ちが浮かぶのかもしれませんが。