作曲・編曲177

結構昨日飲んだので、今日は昨日の流れで普通にいきたいと思います。

昨日自分の書いた記事を見て反省したのですが、やはりaikoさん、凄いんですよね。

やはりこの人も宇多田ヒカルさんと一緒で「感覚面」が強い。

おそらくですが、自分の書いている曲、あまり意識しないで書いている。

コード進行だけ考えると、どちらかというと、「カブトムシ」は割と普通。

半音進行は多いですが、基本的に理にかなっている進行です。

やはり圧巻は「花火」だと思います(個人的に圧倒的に好きなのはやはり「カブトムシ」ですが)。

いきなりⅦ(もしくは構成音にこの和音の根音が使われているコード)を飛ばしてⅦ♭に行くのはThe Beatlesあたりが使いそうな進行ですが、半音進行と考え場合、スムーズさには欠けやすい進行です。

しかもその後のⅥm、次はⅢかⅢmに行きたいのにⅥ♭を挟んでいる。

これがdimであれば、平行調のドミナントの根音省略形であり、極めて自然だし、普通に考えてもサブドミナントだから不思議ではないのですが。

ただやはりノンダイアトニックコードだから違和感をかんじさせやすい。

このコードを挟むことで半音進行にはなるので、それほど違和感は感じませんが、ここだけ半音進行にしてもしょうがないし、この和音の関係性を考えると、そのまま行きたいはずなんですよ。

で、そういう観点からすると、やはり変わっている。

で、なおかつaikoさんって、コードとメロが合っていないところが多い。

これ、編曲者からすると、実にやりにくいんですよ。

特にコードからアウトしたメロを作られると、ストリングス系はまず綺麗に入らない。

これを綺麗に響かせるのは結構手間です。

宇多田ヒカルさんであれば、自分でやってしまうでしょうから「自己責任」でしょうが、aikoさん、編曲は他の人。

これ渡されたら普通嫌になります。

でも、綺麗なんですよね、

編曲者が苦労しているか、それとも理論を超越したところでやっているのか、どちらかでしょう。

というか、やはり98年組の凄さを感じされられます。

たぶん宇多田ヒカルさんがいなかったら、恐ろしく凄い存在になっていたと思います。

宇多田ヒカルさんのように日本の音楽界自体を変えてしまった人と同期だと辛いですね…。

明日の記事はこれから考えますので、予告出来ません。行き当たりばったりです(笑)。

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blue but green
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