音楽は儲かるのか㉗
このところずっとこのタイトルから外れ、拡散するためには、ということを描き続けています。
ただ脱線している訳ではありません。「拡散」されなくては儲かりませんから。
資本主義の世の中では当然のことです。
でもこの「資本主義」という訳も凄いですよね。
「capitalism」に「ism」が入っているから「主義」と訳してしまったんだろうけど、「資本主義」に主義主張なんてないじゃないですか。
典型的な誤訳ですね。
まあそんな話はさておき、拡散するための方策について書きたいと思います。
みなさん拡散する時、SNSに頼り過ぎです。
同じ考え方の人にいくら聴かせたところで、その中から外に出ることは出来ません。
だからその音楽は「内輪化」する。
小さな集団でも、考え方が重ならない方に拡散した方が幅は拡がります。
個人的には大嫌いですが、近所に人はいる訳で、そこには一種の「コミュニティ」がある。
この「コミュニティ」はまず自分の好きなものとは重ならない。
親戚もそうだし、昔の同級生だっている訳じゃないですか。
そう考えると実は異なる集団というものはいくらでもある訳です。
こういう方達にアプローチしている方、実に少ない。
実際にやってみると、意外に引っ掛かります。
で、こういう方達、変なライバル心がないから、絶対邪魔にはなりません。
逆に自分の作品がそういう様々な集団に全く引っ掛からないのであれば、よほどマニア向けの音楽をやっているか、それとも単に実力がないかのどちらかでしかありません。
どんな方が聴いても、ある程度の方も引っ掛からないようであれば、音楽は「自分のスキ」でやっていればいい話。
そういう方に限ってライブとかやりたがるんですよね。
周りが迷惑している、ということも知らずに。
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