楽器の配置⑪
昨日は4パートの編成について書きました。いかにもドラムとベースが必須なように。
ただ実際には4パートでも違うパターンの編成もあるんですよね。
例えば中島美嘉さんの「初恋-Acoustic Ver.-」がいい例かと。ちなみにオリジナルはもちろんシングル曲ですが、このバージョンは「愛詞」のカップリングです。
ドラムもベースも入っていません。でもパートは4つ。
もちろん中島美嘉さんの曲なのでボーカルは入っています(笑)。
で、残りがピアノとギター2本です。
実はこの編成、バランス的には物凄くいいんですよね。
ボーカルとピアノがセンター、ギターを左右に振るので、同じ音域の楽器が左右から別々に聴こえるので、音像もはっきりして、聴いていて心地よいです。
特にこの曲の場合、イントロがギター2本、でボーカルが入って、1コーラス終ったところでピアノを入れるところが「憎い」趣向ですね。パートが少ない中で、どうやって曲を盛り上げていくかを考えてアレンジしている印象です。
派生パターンとして、ボーカル、ピアノ、弦2パートも「あり」ですよね。同じように管2パートも「あり」です。
やはり左右に明確に振れるパートがあった方が音は明瞭に聴こえます。
先入観に縛られないと、やはり色々なパターンが生まれてくるので、やはり音楽をやる上では、そういうものは取っ払った方がいいものが出来ると思います。
選択肢は多いに越したことはないですから。
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